誰も外さないPK戦などない。誰かが外すまで続く。
思い切って蹴った。ボール1つ分だけ思い切り過ぎただけだ。
ボール1つ分届かなかった、その距離を縮めていく為に、また1つ1つ成長していこう。
日本代表の戦いぶりに、それぞれが何を感じ、どう賞賛し、どう批判するのも、人それぞれだ。
でも大切な事を忘れちゃいけない。
パラグアイも、勝ちたかったんだ。日本と同じように。
技術や、戦術や、歴史の差を越えて、お互い必死に戦った。
その健闘をたたえよう。
4年後のブラジル大会。
今度こそ、ベスト8以上を、ベスト4を、胸を張って目標に掲げることができるじゃないか!
南ア大会までの道程では、オシム監督から岡田監督に交代してからベスト4を目標にした。
その目標は叶わなかったけど、日本は紛れも無く世界の16強に残ったんだ。
もう誰も笑わないさ。
今度は今から宣言しよう。ブラジル大会、ベスト4!そしてそれを越えて頂点を!
そしてJリーグ。
Jもベスト4を目指そうよ。
イングランド、スペイン、イタリアの3大リーグに並ぶリーグを目指そうよ。
今回のW杯で日本サッカーに興味を持ってくれて、Jリーグにも足を運んでくれる人たちが沢山いると思う。
そういった人たちは、Jリーグに何を求めて、何を期待して見に来てくれるのか。
それは日本代表が見せてくれたファイティングスピリット、チームプレー、諦めない気持ち、息の詰まるようなPK戦の先にあるものを必死に獲りにいく姿。
それが見たい、そう思ってスタジアムに来るはずだよね。僕らがそうであるように。
見せなきゃいけないよね。
Jリーグも、ボール1つ分のほんのわずかなプレー、技術、戦術、精神力の戦いを繰り広げているところをね。
日本代表チーム。ありがとう。
正直、自分自身、代表チームをなめているところがあったと思う。
それは同時に、世界をなめていたということ。
でも今は、はっきり見えるようになった。日本代表が、世界が。
それは全力で戦ってくれた代表チームのおかげ。
岡田監督の座右の銘を借りるなら「人間万事 塞翁が馬」。
良いと思ってやった事や、幸運が廻ってきたと思った事が、必ず良いほうに転ぶわけではなく、その逆も同じで、悪い事が悪いほうへ転ぶと限ったわけではない。
良い結果か、悪い結果か、人間の禍福など、どう転ぶかは解らないもの。
約束された未来などない。
人間は、いつ幸運に恵まれるか、いつ災いが訪れるかわからない。
選手は次のW杯の前に怪我で引退するかもしれないし、事故か病気で死ぬかもしれない。自分だってこれを書いた後何か災いが起きてすぐ死ぬかもわからない。
でもだからこそ、今を大事に、今の自分、今の日本サッカーを、全力で戦わなきゃいけない。
日本サッカーは、まだ下手糞で、まだまだ甘い。
けれども、その下手糞で甘いサッカーから目を背けることなく、高い目標を持って全力で戦ったことは、この先どんな未来が待ち受けていようとも、変わることのない真実であり、今を生きる希望であること。
それを代表チームから教わった。
夢をありがとうとは言わない。感動をありがとうとも言わない。
大きな希望をありがとう。our team.
■記事参考サイト「Business Media 誠」
~岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは~
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010.html
2010年6月30日水曜日
2010年6月29日火曜日
一句できた。
にっぽんの
馳せしピッチや
青田波
(日本代表の駆け抜けるピッチの芝生の様は、まるで生命力に溢れた若い稲が風に揺れるようだ)
どうよ、季語も今の季節にぴったりだ。ケッサクケッサク。
だれじゃ年寄りくさいとか言いよる輩は!
馳せしピッチや
青田波
(日本代表の駆け抜けるピッチの芝生の様は、まるで生命力に溢れた若い稲が風に揺れるようだ)
どうよ、季語も今の季節にぴったりだ。ケッサクケッサク。
だれじゃ年寄りくさいとか言いよる輩は!
2010年6月27日日曜日
パラグアイ戦は“おまけ”ではありません。
ボーナスでもありません。
「ベスト4」。
高い目標を立てることで、1つ勝ってもそこでチームを満足させないこと、グループリーグ突破で満足させないことが、岡田監督の狙いだったと思います。
(ミーティングで「ベスト4だって不可能じゃないよ」と選手を鼓舞したのが、マスコミのリードで話が大きくなっただけというのが真相(笑)。岡田監督談)
あくまでもベスト4なので、ベスト16で満足することなく、最低でもベスト4に行き着くまではこの目標の効果は持続するはずです。
そしてチームは本気です。
「岡田監督 決勝T見据え仮想パラグアイと対戦」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/12/25/01.html
去年のこの記事からもわかるように、最初から本気です。
ここまで勝ち上がってきたのも、急に方針を変えたからではなく
最初から入念な準備を行ってきたことが実を結んだからです。
(しかしここまでくると感心や尊敬を通り越して恐るべき先見の明・・・。)
次のステージへ上がる為に、代表スタッフは全力でパラグアイを研究しているのは間違いないでしょう。
PK戦も見据えて、パラグアイ選手のキッカーの癖もデータとして持っているでしょう。
岡田監督は、PK戦でベンチから下がってしまうような詰めの甘い人ではありませんからね(笑)。
パラグアイも日本を舐めてくるような国ではありませんから
お互いに研究し尽くして試合に臨むはずで、
勝敗の予想など出来ないハイレベルな神経戦が繰り広げられるでしょう。
だからこそ、最後までサポーターの応援が必要なんです。
サポーターも次のステージを目指して、気持ちを切らしてはいけません。
まだまだ終わりではありませんよ!
これからです!
「ベスト4」。
高い目標を立てることで、1つ勝ってもそこでチームを満足させないこと、グループリーグ突破で満足させないことが、岡田監督の狙いだったと思います。
(ミーティングで「ベスト4だって不可能じゃないよ」と選手を鼓舞したのが、マスコミのリードで話が大きくなっただけというのが真相(笑)。岡田監督談)
あくまでもベスト4なので、ベスト16で満足することなく、最低でもベスト4に行き着くまではこの目標の効果は持続するはずです。
そしてチームは本気です。
「岡田監督 決勝T見据え仮想パラグアイと対戦」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/12/25/01.html
去年のこの記事からもわかるように、最初から本気です。
ここまで勝ち上がってきたのも、急に方針を変えたからではなく
最初から入念な準備を行ってきたことが実を結んだからです。
(しかしここまでくると感心や尊敬を通り越して恐るべき先見の明・・・。)
次のステージへ上がる為に、代表スタッフは全力でパラグアイを研究しているのは間違いないでしょう。
PK戦も見据えて、パラグアイ選手のキッカーの癖もデータとして持っているでしょう。
岡田監督は、PK戦でベンチから下がってしまうような詰めの甘い人ではありませんからね(笑)。
パラグアイも日本を舐めてくるような国ではありませんから
お互いに研究し尽くして試合に臨むはずで、
勝敗の予想など出来ないハイレベルな神経戦が繰り広げられるでしょう。
だからこそ、最後までサポーターの応援が必要なんです。
サポーターも次のステージを目指して、気持ちを切らしてはいけません。
まだまだ終わりではありませんよ!
これからです!
ドイツ×イングランド
歴史は繰り返される・・・。
つったってこれは酷い!!!!
今大会はここまで審判の質は概ね良くて安定してたのに
大会自体を台無しにしかねない事件・・・。
ビデオ判定導入か審判増員につながる歴史的試合になるのかな・・・。
つったってこれは酷い!!!!
今大会はここまで審判の質は概ね良くて安定してたのに
大会自体を台無しにしかねない事件・・・。
ビデオ判定導入か審判増員につながる歴史的試合になるのかな・・・。
2010年6月26日土曜日
神様 仏様 岡田様
もうあれから12年?時が経つのは早いなぁ。
懐かしいダンマク、よく南アフリカで用意していたね。
あれは決して浮かれた意味ではなくて、
岡田監督を妄信する意味でもなくて、
もっと切なる願いが込められているんだよね。
どんな意味なのかは、一人一人が考えてほしいな。
(マスコミがあのダンマクの歴史を知らずに報道しているのは驚き(笑))
デンマーク戦後の岡田監督の記者会見は永久保存版。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00103080.html
もしこの先、日本サッカーがなにかに躓いたり、行き詰ったりしたら
この記者会見を思い出すといいね。
それにしても、素晴らしい日本代表。ありがとう。
そしてデンマークもありがとう。
お互い健闘したけど、サッカーの神様は寿司が好きだったんだよ(笑)。
カメルーンもオランダも素晴らしい相手だった。
決勝トーナメントでは、オランダと日本が
グループEが最高のメンツだったことを証明してくれるはずだ。
今回の岡田監督の采配について、
大会直前に急に方針を変えたとか、付け焼刃な戦術を採用したとか言われているけど、それはちょっと違う。
原点に立ち返っただけなんだ。
基本を思い出しただけなんだ。
なにも奇抜な戦術ではないし、なにも新しいことはしていない。
選手達が子供の頃から今までやってきた「サッカー」をちゃんとやりましょう、「サッカーに必要なものは、全てである」ことを思い出しましょう、ということだけ。
今自分に出来ることの全てを知り、等身大の自分を知り、認めること。
それがすなわち「自信」であること。
その原点を思い出して試合に臨んだから、
選手も監督も自信をもって、全てを出し切れているんだ。
理想にとらわれず、理想を正義とせず、真実だけを見つめて自信を持って懸命にプレーした。
正義が勝つわけではないけれど、正義は、戦いに勝って初めて主張できるものだ。
南ア大会後に、日本代表が「僕らは正しかった」と正義を主張することはないだろう。
でも何人たりとも彼らの正義を否定してはいけない。
僕らがかけたプレッシャーにも、メディアがかけたプレッシャーにも、彼らは打ち勝ってみせたのだから。
勝ったのは、彼らだ。正義を主張する権利は、彼らにある。
かつて中田英寿がセリエAのペルージャやローマで活躍していた頃、イタリアのメディアが中田をこう評していた。
「我々はサッカー未開の地、日本から来た青年に、本場のサッカーの厳しさを教えてやろうとあざ笑って考えていた。だがしかし我々は、逆にこの日本から来た青年から、多くの事を学ばなければいけないことに気づかされた。」
いつの頃からか日本サッカーは、
世界のサッカーの最先端を行く欧米人から学ぶ事ばかりにとらわれ、日本人自身からも学ぶ事があるということを忘れてしまった。
僕らサッカーファンは、このW杯から、世界レベルのプレー原則や戦術を、沢山学ばなければならない。
例えば、デンマーク戦で日本のスローインで2度の遅延行為をとられたけど、これは審判が酷かったのではなくて、日頃Jリーグで身についてしまっていたリスタートの遅さが、W杯という大きな舞台で露呈してしまったこと。
他にも世界レベルには程遠い沢山のプレッシングのミス、カバーリングのミスもあったし、攻撃でも多くの判断ミスがあった。
こういったプレーの基本は、やはりサッカー先進国から学び、身につけなければいけない。
でも一番大事なのは、サッカーへの取り組み方や、真摯さや、情熱を
僕らが岡田監督や選手達から学ばなければいけないということ。
日本の情熱は、世界のどの国にも負けない。
それを日本代表が今、教えてくれている。
日本代表は、グループリーグ突破という難関をクリアし、大きく成長した。
僕らも彼らから学び、負けじと大きく成長しよう。
懐かしいダンマク、よく南アフリカで用意していたね。
あれは決して浮かれた意味ではなくて、
岡田監督を妄信する意味でもなくて、
もっと切なる願いが込められているんだよね。
どんな意味なのかは、一人一人が考えてほしいな。
(マスコミがあのダンマクの歴史を知らずに報道しているのは驚き(笑))
デンマーク戦後の岡田監督の記者会見は永久保存版。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00103080.html
もしこの先、日本サッカーがなにかに躓いたり、行き詰ったりしたら
この記者会見を思い出すといいね。
それにしても、素晴らしい日本代表。ありがとう。
そしてデンマークもありがとう。
お互い健闘したけど、サッカーの神様は寿司が好きだったんだよ(笑)。
カメルーンもオランダも素晴らしい相手だった。
決勝トーナメントでは、オランダと日本が
グループEが最高のメンツだったことを証明してくれるはずだ。
今回の岡田監督の采配について、
大会直前に急に方針を変えたとか、付け焼刃な戦術を採用したとか言われているけど、それはちょっと違う。
原点に立ち返っただけなんだ。
基本を思い出しただけなんだ。
なにも奇抜な戦術ではないし、なにも新しいことはしていない。
選手達が子供の頃から今までやってきた「サッカー」をちゃんとやりましょう、「サッカーに必要なものは、全てである」ことを思い出しましょう、ということだけ。
今自分に出来ることの全てを知り、等身大の自分を知り、認めること。
それがすなわち「自信」であること。
その原点を思い出して試合に臨んだから、
選手も監督も自信をもって、全てを出し切れているんだ。
理想にとらわれず、理想を正義とせず、真実だけを見つめて自信を持って懸命にプレーした。
正義が勝つわけではないけれど、正義は、戦いに勝って初めて主張できるものだ。
南ア大会後に、日本代表が「僕らは正しかった」と正義を主張することはないだろう。
でも何人たりとも彼らの正義を否定してはいけない。
僕らがかけたプレッシャーにも、メディアがかけたプレッシャーにも、彼らは打ち勝ってみせたのだから。
勝ったのは、彼らだ。正義を主張する権利は、彼らにある。
かつて中田英寿がセリエAのペルージャやローマで活躍していた頃、イタリアのメディアが中田をこう評していた。
「我々はサッカー未開の地、日本から来た青年に、本場のサッカーの厳しさを教えてやろうとあざ笑って考えていた。だがしかし我々は、逆にこの日本から来た青年から、多くの事を学ばなければいけないことに気づかされた。」
いつの頃からか日本サッカーは、
世界のサッカーの最先端を行く欧米人から学ぶ事ばかりにとらわれ、日本人自身からも学ぶ事があるということを忘れてしまった。
僕らサッカーファンは、このW杯から、世界レベルのプレー原則や戦術を、沢山学ばなければならない。
例えば、デンマーク戦で日本のスローインで2度の遅延行為をとられたけど、これは審判が酷かったのではなくて、日頃Jリーグで身についてしまっていたリスタートの遅さが、W杯という大きな舞台で露呈してしまったこと。
他にも世界レベルには程遠い沢山のプレッシングのミス、カバーリングのミスもあったし、攻撃でも多くの判断ミスがあった。
こういったプレーの基本は、やはりサッカー先進国から学び、身につけなければいけない。
でも一番大事なのは、サッカーへの取り組み方や、真摯さや、情熱を
僕らが岡田監督や選手達から学ばなければいけないということ。
日本の情熱は、世界のどの国にも負けない。
それを日本代表が今、教えてくれている。
日本代表は、グループリーグ突破という難関をクリアし、大きく成長した。
僕らも彼らから学び、負けじと大きく成長しよう。
2010年6月22日火曜日
デンマーク戦は日本サッカー史上最大の大一番。
オランダ戦より難しい試合になると思います。
デンマークは、オランダのように自分達のサッカーを貫こうとするのではなく
場合によって日本の最大の弱点であるDFラインへのロングボールを蹴ってきたり
いったん自陣に引いてカウンターも狙ってくるでしょう。
優勝を狙うような強豪は決勝トーナメントにコンディションのピークを設定しますが
デンマークはグループリーグに全てを賭けていると思います。
日本もこれまで以上に駆け引きが必要になるし、
交代選手のモチベーションも鍵になってくるでしょう。
カメルーン戦、オランダ戦よりも、
そしてジョホールバルよりも厳しい戦いを覚悟しなければいけません。
普段はJリーグにしか興味が無い人も、海外サッカーにしか興味が無い人も、
この試合をしっかりと見届けて欲しいと思います。
明け方の生中継が見られなければ、録画でもかまわないのです。
興味がなかろうが、つまらなかろうが、レベルが低かろうが、
僕らの、日本サッカーのリーディングチームは
日本代表しかないのだから。
夢に溺れず、現実に振り回されず、ただ真実のみを見つめ、
頑張れ日本。
デンマークは、オランダのように自分達のサッカーを貫こうとするのではなく
場合によって日本の最大の弱点であるDFラインへのロングボールを蹴ってきたり
いったん自陣に引いてカウンターも狙ってくるでしょう。
優勝を狙うような強豪は決勝トーナメントにコンディションのピークを設定しますが
デンマークはグループリーグに全てを賭けていると思います。
日本もこれまで以上に駆け引きが必要になるし、
交代選手のモチベーションも鍵になってくるでしょう。
カメルーン戦、オランダ戦よりも、
そしてジョホールバルよりも厳しい戦いを覚悟しなければいけません。
普段はJリーグにしか興味が無い人も、海外サッカーにしか興味が無い人も、
この試合をしっかりと見届けて欲しいと思います。
明け方の生中継が見られなければ、録画でもかまわないのです。
興味がなかろうが、つまらなかろうが、レベルが低かろうが、
僕らの、日本サッカーのリーディングチームは
日本代表しかないのだから。
夢に溺れず、現実に振り回されず、ただ真実のみを見つめ、
頑張れ日本。
2010年6月21日月曜日
守備的サッカーを「退屈だ」と批判する評論家に捧ぐ。
(我ながらけっこう面白い事が書けたと思うので、駄文ながら最後まで読んでいただけると嬉しいです。)
一発のカウンター狙いの守備的サッカーを
「退屈だ」「消極的だ」「美しくない」と批判する評論家のなんと多いことでしょう。
はっきり言って、馬鹿、無知、まぬけとしか言いようがありません。
サッカーは戦争だ。という人がいますが、
サッカーはお互いに憎しみあったり、殺しあったりするわけではないので、これは間違いです。代理戦争というのも危険な考え方です。
戦争という表現を使ってサッカーを言い表すなら、サッカーは「戦争ごっこ」だと言えるでしょう。
双方の戦力、布陣、国力などを考慮しながら、勝ち負けを争う戦争ごっこです。
自陣ゴールという城を守り、相手のゴール(城)を攻めるのです。
城の前に分厚い城壁を築いたり、罠を仕掛けたり、敵陣に攻め入って攻城戦を仕掛けたりします。
いかにして自国の城を守り、いかにして相手の城壁を崩すか、攻城戦は戦争の醍醐味です。
ピッチ中盤での野戦もまた攻守の白熱した駆け引きが見られて面白いです。
戦力で劣る国は、当然、兵糧や物資を集めて城内に立てこもり、持久戦に持ち込むのがセオリーです。
一方、戦力に勝る国は、相手の城を取り囲んで城壁を壊して場内に攻め入ろうと策を練ります。兵糧が底をつく前に攻略しなければなりません。
守る側も兵糧管理は重要です。どちらが先に兵糧がつきるか、どちらが先に兵士の士気が落ちるかという我慢比べです。
攻める側は、兵士の疲労がピークになる前に、兵糧がつきる前に、城門をかたく閉ざして立てこもる相手をなんとか城外に誘い出して、兵力で有利な野戦に持ち込みたいと考えるでしょう。
そこで指揮官は味方の兵士に、相手の城に向かって罵言雑言を浴びせよ、と指示します。連日連夜悪口を言って、カチンときて冷静さを失った相手が城外にうって出るのを待つ作戦です。
まんまと罠にはまって野戦に持ち込めば、圧倒的な戦力差で相手をねじ伏せたり、ガラ空きになった相手の城に攻め入ったりができるわけです。
さて、ここでサッカーに戻りましょう。
守備的なサッカーでほとんど攻めてこなかった相手に対して、監督が記者会見で
「あんなのはフットボールじゃない。アンチ・フットボールだ。我々は勇敢に攻めたが、相手は消極的な戦術でフットボールをつまらないものにした。」
と相手を批判するコメントをすることがよくありますね。
これを戦争におきかえてみると、監督の狙いが見えてきます。
つまり監督は、相手を城外につり出すために罵言雑言を浴びせたのです。次回の対戦で、自分達に有利な中盤での攻防(野戦)に誘い出す為の、いわば舌戦における罠なのです。
相手の監督が短気で怒りっぽい人なら、まんまとこの舌戦の罠にはまって、次の対戦で、自分達が戦力で劣るのにもかかわらずガチンコ勝負を挑んでくるでしょう。
我慢強く賢い監督なら、逆に「相手は兵糧がつきかけているからあんなことを言っているのではないかな?」と考えて、次の対戦でもさらに城壁を強化して城に立てこもるでしょう。
さてさて、ここで面白いのが、この舌戦の罠に、相手の監督がひっかかるのならわかりますが、
「守備的な戦術はアンチ・フットボールだよな。有名な監督が言うんだから間違いない」
と真に受けて勘違いするサッカー評論家がいるということです!!!!(笑)
さらに、自分が言われたわけでもないのに、この舌戦の罠、駆け引きの妙に気づかずに、
「守備的な戦術は退屈だから観客も喜ばないし未来が無い。だから我々は美しく魅力的な積極的な攻撃サッカーを目指す。(だって有名な先輩監督が言ってたんだもん)」
とか言い出して、城をほっぽり出して積極的に“ 負けにいく ”ことをポリシーとする指揮官もいる、ということも付け加えておきましょう。
或いは以前どこかで守備戦術に悪口を言われた経験があって、いつまでたっても自分が罠に嵌ったことに気づかずに、引きずったままなのかもしれませんが(笑)。
こうして「守備的なサッカーは退屈だ」=「攻城戦は退屈だ」という過った風潮が生まれ、世界中に広まって行くのです。
もう一度言いますが、攻城戦は、サッカーの醍醐味です。攻める側と守る側の知的な駆け引きに満ちた、めくるめくスペクタクルの連続です。
「この分厚い城壁をどうやって破るんだ?」「どうやって相手の城門を開けさせようか?」「はしごやトンネルはどうだ?」
「相手の兵糧がつきるまで絶対に焦れるな!悪口は聞き流せ!」「相手は疲れて酒盛りやキャンプファイヤーを始めたな。よし、今こそ城からうって出よ!カウンターじゃ!総攻撃じゃ!」
こんな駆け引きがサッカーで行われているとしたら、面白いとは感じませんか?
一方のチームが守備的に戦ったら、それは退屈なサッカーだ。という先入観が、我々サッカーファンから、サッカーの楽しさの醍醐味を奪っているのです。
両方のチームが守備的だったとしても同じです。どちらが先にしびれを切らすかの我慢比べ、それは見る側の我慢比べでもあります。
退屈に感じてしまったら、我慢比べに勝って得られる楽しさを失ってしまうのです。
サッカーの評論家は、この楽しさを、ファンに伝えなければいけません。
これからサッカーをどんどん好きになってくれる初心者やライト層、それから間違った先入観にとらわれてサッカーの楽しさを最大限に実感できていない玄人やマニアにです。
サッカーの楽しさを伝えることが評論家の仕事ではありませんか?
目に見えにくい戦術や、監督同士の知的であったり、滑稽であったりする駆け引きを分析して、ファンに教えていくのが仕事ではありませんか?
「あーあ、守備的で退屈な試合だったよ」などと批判することは、それこそアンチ・サッカーではありませんか?
駆け引きも気迫も感じられない試合だったら、こんな試合はサッカーファンを減らすよ、と批判すれば良いのです。
引いて守ることが積極的な駆け引きだと思えないのであったら、もうかける言葉もありませんが・・・。
守備的サッカーは退屈、攻撃的サッカーは面白い、という考え方では、サッカーの楽しさを半分しか味わえていないのです。
守る事は恥ずかしいことではありません。
楽しい事なのです。
一発のカウンター狙いの守備的サッカーを
「退屈だ」「消極的だ」「美しくない」と批判する評論家のなんと多いことでしょう。
はっきり言って、馬鹿、無知、まぬけとしか言いようがありません。
サッカーは戦争だ。という人がいますが、
サッカーはお互いに憎しみあったり、殺しあったりするわけではないので、これは間違いです。代理戦争というのも危険な考え方です。
戦争という表現を使ってサッカーを言い表すなら、サッカーは「戦争ごっこ」だと言えるでしょう。
双方の戦力、布陣、国力などを考慮しながら、勝ち負けを争う戦争ごっこです。
自陣ゴールという城を守り、相手のゴール(城)を攻めるのです。
城の前に分厚い城壁を築いたり、罠を仕掛けたり、敵陣に攻め入って攻城戦を仕掛けたりします。
いかにして自国の城を守り、いかにして相手の城壁を崩すか、攻城戦は戦争の醍醐味です。
ピッチ中盤での野戦もまた攻守の白熱した駆け引きが見られて面白いです。
戦力で劣る国は、当然、兵糧や物資を集めて城内に立てこもり、持久戦に持ち込むのがセオリーです。
一方、戦力に勝る国は、相手の城を取り囲んで城壁を壊して場内に攻め入ろうと策を練ります。兵糧が底をつく前に攻略しなければなりません。
守る側も兵糧管理は重要です。どちらが先に兵糧がつきるか、どちらが先に兵士の士気が落ちるかという我慢比べです。
攻める側は、兵士の疲労がピークになる前に、兵糧がつきる前に、城門をかたく閉ざして立てこもる相手をなんとか城外に誘い出して、兵力で有利な野戦に持ち込みたいと考えるでしょう。
そこで指揮官は味方の兵士に、相手の城に向かって罵言雑言を浴びせよ、と指示します。連日連夜悪口を言って、カチンときて冷静さを失った相手が城外にうって出るのを待つ作戦です。
まんまと罠にはまって野戦に持ち込めば、圧倒的な戦力差で相手をねじ伏せたり、ガラ空きになった相手の城に攻め入ったりができるわけです。
さて、ここでサッカーに戻りましょう。
守備的なサッカーでほとんど攻めてこなかった相手に対して、監督が記者会見で
「あんなのはフットボールじゃない。アンチ・フットボールだ。我々は勇敢に攻めたが、相手は消極的な戦術でフットボールをつまらないものにした。」
と相手を批判するコメントをすることがよくありますね。
これを戦争におきかえてみると、監督の狙いが見えてきます。
つまり監督は、相手を城外につり出すために罵言雑言を浴びせたのです。次回の対戦で、自分達に有利な中盤での攻防(野戦)に誘い出す為の、いわば舌戦における罠なのです。
相手の監督が短気で怒りっぽい人なら、まんまとこの舌戦の罠にはまって、次の対戦で、自分達が戦力で劣るのにもかかわらずガチンコ勝負を挑んでくるでしょう。
我慢強く賢い監督なら、逆に「相手は兵糧がつきかけているからあんなことを言っているのではないかな?」と考えて、次の対戦でもさらに城壁を強化して城に立てこもるでしょう。
さてさて、ここで面白いのが、この舌戦の罠に、相手の監督がひっかかるのならわかりますが、
「守備的な戦術はアンチ・フットボールだよな。有名な監督が言うんだから間違いない」
と真に受けて勘違いするサッカー評論家がいるということです!!!!(笑)
さらに、自分が言われたわけでもないのに、この舌戦の罠、駆け引きの妙に気づかずに、
「守備的な戦術は退屈だから観客も喜ばないし未来が無い。だから我々は美しく魅力的な積極的な攻撃サッカーを目指す。(だって有名な先輩監督が言ってたんだもん)」
とか言い出して、城をほっぽり出して積極的に“ 負けにいく ”ことをポリシーとする指揮官もいる、ということも付け加えておきましょう。
或いは以前どこかで守備戦術に悪口を言われた経験があって、いつまでたっても自分が罠に嵌ったことに気づかずに、引きずったままなのかもしれませんが(笑)。
こうして「守備的なサッカーは退屈だ」=「攻城戦は退屈だ」という過った風潮が生まれ、世界中に広まって行くのです。
もう一度言いますが、攻城戦は、サッカーの醍醐味です。攻める側と守る側の知的な駆け引きに満ちた、めくるめくスペクタクルの連続です。
「この分厚い城壁をどうやって破るんだ?」「どうやって相手の城門を開けさせようか?」「はしごやトンネルはどうだ?」
「相手の兵糧がつきるまで絶対に焦れるな!悪口は聞き流せ!」「相手は疲れて酒盛りやキャンプファイヤーを始めたな。よし、今こそ城からうって出よ!カウンターじゃ!総攻撃じゃ!」
こんな駆け引きがサッカーで行われているとしたら、面白いとは感じませんか?
一方のチームが守備的に戦ったら、それは退屈なサッカーだ。という先入観が、我々サッカーファンから、サッカーの楽しさの醍醐味を奪っているのです。
両方のチームが守備的だったとしても同じです。どちらが先にしびれを切らすかの我慢比べ、それは見る側の我慢比べでもあります。
退屈に感じてしまったら、我慢比べに勝って得られる楽しさを失ってしまうのです。
サッカーの評論家は、この楽しさを、ファンに伝えなければいけません。
これからサッカーをどんどん好きになってくれる初心者やライト層、それから間違った先入観にとらわれてサッカーの楽しさを最大限に実感できていない玄人やマニアにです。
サッカーの楽しさを伝えることが評論家の仕事ではありませんか?
目に見えにくい戦術や、監督同士の知的であったり、滑稽であったりする駆け引きを分析して、ファンに教えていくのが仕事ではありませんか?
「あーあ、守備的で退屈な試合だったよ」などと批判することは、それこそアンチ・サッカーではありませんか?
駆け引きも気迫も感じられない試合だったら、こんな試合はサッカーファンを減らすよ、と批判すれば良いのです。
引いて守ることが積極的な駆け引きだと思えないのであったら、もうかける言葉もありませんが・・・。
守備的サッカーは退屈、攻撃的サッカーは面白い、という考え方では、サッカーの楽しさを半分しか味わえていないのです。
守る事は恥ずかしいことではありません。
楽しい事なのです。
2010年6月20日日曜日
サッカーの神様は正直者。
オランダ 1 × 0 日本
負けるべくして負けた。
しかし勝つチャンスもあった。
それだけに悔しい。
でも負けはいつだって悔しくなければいけない。
ピンチは起こるべくして起きる。
チャンスもまたしかり。
サッカーの神様は嘘をつかない。
起こるべくして起きたピンチとチャンス、
悪かった点と良かった点を3つずつあげてみる。(めんどくさい具体的な内容なので読み飛ばしていただいてOKです)
先に良かった点。
1.
前半はオランダがボールを支配していたけど、試合を支配していたのは間違いなく日本だった。
カメルーン戦に続く粘り強い守備は、新生日本の誕生を予感させるものだった。
勝ちパターンのスタートラインを見つけることができた。強豪相手にも日本の組織力を持ってすれば勝つことができる。「我慢強く約束事を守り、相手の良さを徹底的に潰し、退屈な試合に持ち込めば日本の勝ち(笑)」と確信できるようになった。
闘莉王が言うように、下手糞は下手糞なりの戦い方をまず実践する。色気を出すのはこれからの課題で良い。色気を出すことばかりに気をとられていた日本サッカー界の目を覚まさせるきっかけになった。
2.
オランダの守備ラインとGKとの間で繰り返されるパス回しにむやみに食いつかなかったこと。
ネットをちらっと見たら、前線からボールを奪いにいかない本田や前線の選手を批判する声がチラホラあったけど、あそこでオランダの守備陣に食いついていたら、それこそオランダの思う壺。
オランダは日本が食いついてきて背後にスペースを空けるのをひたすら待っていたのだから、あそこで獲りに行かなかった日本の選択は正解。大正解。オランダは一向に食いついてこない日本にさぞイライラしたことだろう。
中盤の遠藤が「なぜか」食いついた謎のシーンがあったけど、それは悪いほうで書く。
でも前半の我慢比べは日本のほぼ完勝といっていいくらいだった。
これもまた、強豪といえど、一糸乱れぬ組織プレイの前には、なすすべも無いということの証明だった。日本が少しだけ賢くなった瞬間を見た。
3.
最後まで勝ちに行く姿勢を見せることができた。
トルシエをはじめ、世界の名だたる日本びいきの監督や評論家と、それに同調する日本の評論家らは、オランダ戦はいい意味で「捨てて」、デンマーク戦に賭けるべき、と勝点と得失点の計算の必要性を主張していた。
でもそれは日本には絶対にやってほしくなかった。たとえ世界の第一線の欧州のやり方がそうであっても、それに同調してはいけない。それは「日本らしくない」と思うから。
全力で勝ちに行くことが日本のポリシー、アイデンティティ、プライドであり、相手への敬意である。これはたとえ日本が強豪国になろうとも、変えてはいけないこと。これこそサムライであり、武士道であり、日本である。それを捨てたら、日本でもなんでもなくなる。そんな日本なら応援したいとは思わない。
悪かった事を3つ。
まだデンマーク戦があるのに、今はあまり書きたくはないけど、でもきちんと現実を直視するために、正直な感想を自分自身の未来に残すために書いておく。
1.
後半立ち上がりに、守備の意識が大きく乱れてしまった。
せっかく前半あれだけできたのに、水の泡にしてしまった。しっかり組織立って守備をすれば、どんな強豪にもチャンスを作らせない、それができるのに、まだ45分もあるのに継続できなかった。
でもこれはまだ目覚めたばかりの日本の守備意識だから、その意識を忘れずこれからも練習していけば、必ずもっと良くなっていく、そんなポジティブな課題だと思う。
2.
良かった点で書いたように、オランダの仕掛けた罠に“ほぼ”かからなかったことは素晴らしかったのに、どういうわけか、本当に、どういうわけか理解し難いシーンがあった。
中盤の遠藤が自分の持ち場を離れて、オランダの罠の中に単身プレスをかけに行く場面がそれだ。それは前半にも1度あったのだけど、後半にも修正されず、実際、遠藤がプレスに上がって空いた中盤の穴から、オランダの決定的チャンスが生まれてしまっていた。(起こるべくして起きた)
なぜ、チーム全体がオランダの罠に飛び込むまいと焦れずに我慢比べをしている中で、遠藤はこのようなプレーを繰り返してしまったのだろう。まったくもって理解不能な謎。
大会が終わったら、サッカーライターや評論家のみなさんには、是非ともこのことについて遠藤本人に聞いてみて欲しい。
ただ気になるのは、日本独特な考え方かもしれないけど、遠藤のようにプレスに行く選手を「ボールを奪いに行って頑張っている」と、逆に良い評価を与えてしまう風潮があること。もちろんこれは間違いなのだけど、評論家の中にもそんな人がいるし、遠藤だけでなく多くの日本人選手がやらかすミスでもある・・・。
これも日本らしさと言えばそうなのかもしれない。でもそれは、勝ちにいっているつもりでも、実際は自ら負けにいっている自爆行為だ。それをやっていいのは、どこまでもボールを追いかけ続けられる、岡野雅行だけだ(笑)。
3.
今のタイミングで個人批判はしたくない。でもわかりやすくがっかりさせられた選手だから、とくに名前を伏せる意味もない。
この試合で勝負をかけるにはここしかない、というタイミングで、岡田監督が賭けに出た。中村俊輔の投入。ここで監督がどんな想いで中村を送り出したか。彼にはわかっていなかった。
身体的、精神的コンディション不良、それを承知で起用した監督と、それによってベンチに残った控えの選手たちの気持ちを、しっかりと受け止めて、死ぬ気で奮起しなければならなかった。チームは中村俊輔を必要としていたのだから。
チーム全体が変わろうとしている。下手糞なりに、馬鹿なりに、身体と頭と心を使って大きく成長しようとしている時に(これは遠藤も含めてだ)、一人だけ取り残されていた。
コンディションも、上手いも下手も関係ない。自分への評価も、チームへの評価も関係ない。ただチームの勝利の為に!その強い意志が感じられなかった。本当に、残念だ。
周りが自分に合わせてくれるのを待っている選手は、もうこの日本代表には必要ない。
また必要とされる選手になる為には、周りが変わるのではなく、まず自分が変わらなければいけない。
■
カメルーン戦、オランダ戦と、良さも悪さもあった。勝ちも負けもした。
だけど日本は確実に、新たな一歩を踏み出す瞬間に直面している。
やっと勝ちに行く日本が戻ってきた。そして勝利の方程式の解き方を、ひとつ、手に入れようとしている。思考停止に陥っていた日本サッカーの、時計の針が動き出した。
負けるべくして負けた。
しかし勝つチャンスもあった。
それだけに悔しい。
でも負けはいつだって悔しくなければいけない。
ピンチは起こるべくして起きる。
チャンスもまたしかり。
サッカーの神様は嘘をつかない。
起こるべくして起きたピンチとチャンス、
悪かった点と良かった点を3つずつあげてみる。(めんどくさい具体的な内容なので読み飛ばしていただいてOKです)
先に良かった点。
1.
前半はオランダがボールを支配していたけど、試合を支配していたのは間違いなく日本だった。
カメルーン戦に続く粘り強い守備は、新生日本の誕生を予感させるものだった。
勝ちパターンのスタートラインを見つけることができた。強豪相手にも日本の組織力を持ってすれば勝つことができる。「我慢強く約束事を守り、相手の良さを徹底的に潰し、退屈な試合に持ち込めば日本の勝ち(笑)」と確信できるようになった。
闘莉王が言うように、下手糞は下手糞なりの戦い方をまず実践する。色気を出すのはこれからの課題で良い。色気を出すことばかりに気をとられていた日本サッカー界の目を覚まさせるきっかけになった。
2.
オランダの守備ラインとGKとの間で繰り返されるパス回しにむやみに食いつかなかったこと。
ネットをちらっと見たら、前線からボールを奪いにいかない本田や前線の選手を批判する声がチラホラあったけど、あそこでオランダの守備陣に食いついていたら、それこそオランダの思う壺。
オランダは日本が食いついてきて背後にスペースを空けるのをひたすら待っていたのだから、あそこで獲りに行かなかった日本の選択は正解。大正解。オランダは一向に食いついてこない日本にさぞイライラしたことだろう。
中盤の遠藤が「なぜか」食いついた謎のシーンがあったけど、それは悪いほうで書く。
でも前半の我慢比べは日本のほぼ完勝といっていいくらいだった。
これもまた、強豪といえど、一糸乱れぬ組織プレイの前には、なすすべも無いということの証明だった。日本が少しだけ賢くなった瞬間を見た。
3.
最後まで勝ちに行く姿勢を見せることができた。
トルシエをはじめ、世界の名だたる日本びいきの監督や評論家と、それに同調する日本の評論家らは、オランダ戦はいい意味で「捨てて」、デンマーク戦に賭けるべき、と勝点と得失点の計算の必要性を主張していた。
でもそれは日本には絶対にやってほしくなかった。たとえ世界の第一線の欧州のやり方がそうであっても、それに同調してはいけない。それは「日本らしくない」と思うから。
全力で勝ちに行くことが日本のポリシー、アイデンティティ、プライドであり、相手への敬意である。これはたとえ日本が強豪国になろうとも、変えてはいけないこと。これこそサムライであり、武士道であり、日本である。それを捨てたら、日本でもなんでもなくなる。そんな日本なら応援したいとは思わない。
悪かった事を3つ。
まだデンマーク戦があるのに、今はあまり書きたくはないけど、でもきちんと現実を直視するために、正直な感想を自分自身の未来に残すために書いておく。
1.
後半立ち上がりに、守備の意識が大きく乱れてしまった。
せっかく前半あれだけできたのに、水の泡にしてしまった。しっかり組織立って守備をすれば、どんな強豪にもチャンスを作らせない、それができるのに、まだ45分もあるのに継続できなかった。
でもこれはまだ目覚めたばかりの日本の守備意識だから、その意識を忘れずこれからも練習していけば、必ずもっと良くなっていく、そんなポジティブな課題だと思う。
2.
良かった点で書いたように、オランダの仕掛けた罠に“ほぼ”かからなかったことは素晴らしかったのに、どういうわけか、本当に、どういうわけか理解し難いシーンがあった。
中盤の遠藤が自分の持ち場を離れて、オランダの罠の中に単身プレスをかけに行く場面がそれだ。それは前半にも1度あったのだけど、後半にも修正されず、実際、遠藤がプレスに上がって空いた中盤の穴から、オランダの決定的チャンスが生まれてしまっていた。(起こるべくして起きた)
なぜ、チーム全体がオランダの罠に飛び込むまいと焦れずに我慢比べをしている中で、遠藤はこのようなプレーを繰り返してしまったのだろう。まったくもって理解不能な謎。
大会が終わったら、サッカーライターや評論家のみなさんには、是非ともこのことについて遠藤本人に聞いてみて欲しい。
ただ気になるのは、日本独特な考え方かもしれないけど、遠藤のようにプレスに行く選手を「ボールを奪いに行って頑張っている」と、逆に良い評価を与えてしまう風潮があること。もちろんこれは間違いなのだけど、評論家の中にもそんな人がいるし、遠藤だけでなく多くの日本人選手がやらかすミスでもある・・・。
これも日本らしさと言えばそうなのかもしれない。でもそれは、勝ちにいっているつもりでも、実際は自ら負けにいっている自爆行為だ。それをやっていいのは、どこまでもボールを追いかけ続けられる、岡野雅行だけだ(笑)。
3.
今のタイミングで個人批判はしたくない。でもわかりやすくがっかりさせられた選手だから、とくに名前を伏せる意味もない。
この試合で勝負をかけるにはここしかない、というタイミングで、岡田監督が賭けに出た。中村俊輔の投入。ここで監督がどんな想いで中村を送り出したか。彼にはわかっていなかった。
身体的、精神的コンディション不良、それを承知で起用した監督と、それによってベンチに残った控えの選手たちの気持ちを、しっかりと受け止めて、死ぬ気で奮起しなければならなかった。チームは中村俊輔を必要としていたのだから。
チーム全体が変わろうとしている。下手糞なりに、馬鹿なりに、身体と頭と心を使って大きく成長しようとしている時に(これは遠藤も含めてだ)、一人だけ取り残されていた。
コンディションも、上手いも下手も関係ない。自分への評価も、チームへの評価も関係ない。ただチームの勝利の為に!その強い意志が感じられなかった。本当に、残念だ。
周りが自分に合わせてくれるのを待っている選手は、もうこの日本代表には必要ない。
また必要とされる選手になる為には、周りが変わるのではなく、まず自分が変わらなければいけない。
■
カメルーン戦、オランダ戦と、良さも悪さもあった。勝ちも負けもした。
だけど日本は確実に、新たな一歩を踏み出す瞬間に直面している。
やっと勝ちに行く日本が戻ってきた。そして勝利の方程式の解き方を、ひとつ、手に入れようとしている。思考停止に陥っていた日本サッカーの、時計の針が動き出した。
2010年6月19日土曜日
お尻を出した子 一等賞♪
♪いいな いいな 強豪っていいな
シュートふかせば ジャブラニのせい
日本がふかせば 実力のせいシュートふかせば ジャブラニのせい
ボール変えろ ブブゼラやめろ
でん でん でんぐりがえって
バイ バイ バイ
軌道がブレすぎる、飛距離が延びすぎる、と、
なにかと批判の多い新ボールのジャブラニだけど
自分はこのボールは素晴らしい可能性を秘めていると思う。
C組のスロベニアvsアメリカの
先制点となったビルサ(スロベニア)の左足で蹴ったシュートの軌道は
きれいに右に巻いてゴール右隅に決まったけど
しっかりカーブをかける技術が正確にボールに伝わっている感じで素晴らしく綺麗だった。
なぜか久しく見ていないような気がする綺麗な軌道・・・。
W杯を通してざっと全体的に見た感想だけど
新ボールは昔の手縫いタイプのボールと同じように蹴るほうが
しっかりコントロールできるんじゃないかと思った。
ここ数年のアディダスの「完全な球体に近づいたボール(以下、完全球体タイプ)」は
無回転のブレ球を蹴りやすいことが特徴だけど、
それは下手な選手でも比較的簡単に蹴れてしまう、とも言えた。
(それ以前のボールではブレ球を蹴れるのはブラジルのジュニーニョ・ペルナンブカーノや
日本では三浦淳くらい、ほんの一握りの選手だけだった。)
ジャブラニは表面に小さな凸凹がついている。
雨で滑りやすかった完全球体タイプの欠点を補う為だという。
なんでもないパスやシュートでも軌道が読めなくなってしまうのは
この凸凹と軽さの為だろう。
(あとはあのキラキラシールみたいな七色の表面が選手の目を眩ませてるんじゃないか?(笑))
予測不能な軌道に困惑する選手が多い中で、
スペインのシャビ・アロンソなどは、ジャブラニでも長短のピンポイントパスを次々通していた。
スロベニアのビルサのシュートも、
スローで見るとしっかり確実にボールに回転をかけているのがわかる。
技術の差が、より正確に現れるボールになったと思う。
ジャブラニは、テキトーに蹴ったボールはテキトーに飛び、大事に蹴ったボールはより正確に回転や変化がかかって飛ぶ。
だから、もともと高い技術を持った選手がジャブラニを使いこなせるようになれば
慣れるほどに創造性豊かなボールが、イメージ通りに蹴れるようになる。
下手な選手は、ブレすぎる性能を利用して、運任せのシュートに頼ることになる。
最近、Cロナウドの無回転シュートを見ていて気になることがある。
無回転シュートは適当に狙って蹴ったらあとは運任せの変化が起きるはずなのに
なぜCロナウドの無回転シュートは、ピンポイントでゴール隅を狙ったかのように飛ぶのだろう。
もしかしたら、ブレ球の軌道さえコントロールしているのでは・・・?
彼のシュートやFKを見ていると、冗談抜きでそう思えてくる。
もしそうであれば、ブレ球は誰でも蹴れるが、
一握りの高い技術を持った選手に限っては、
その軌道をも予測してコントロールできる時代がもうすぐそこまで来ていることになる。
そしてジャブラニは、その技術をさらに正確に表現できるボールに成り得るかもしれない。
この自分の超テキトーな勘が当たったとしたら、
ファンタジスタが評価される時代がまたやってくる・・・!?
それとももっと異次元なサッカーの新時代が訪れる・・・!?
そんな妄想をさせてくれる、新ボール、ジャブラニ。
今はまだ、確かに酷い軌道を描くことが多い。
でもいくつかのパスやシュートは、
今まで見たことも無い美しい軌道を描いている事は見逃せない。
表面の凸凹加工の改善が進むなどすれば、扱いやすさも向上し、さらなる発展の可能性を秘めている。
新技術には失敗もつきもの。しかし失敗作だといってすぐに捨ててしまうのは待ったほうがいい。
2010年6月18日金曜日
勝たねば未来も明日もないと思って戦おう。
世界の強豪を自負する国のメディアからは
日本対カメルーンはつまらない試合だったと評価されているらしいけど
ああもう、どんっどん低く評価して下さい。
世界の評価を気にして試合するわけじゃないから。
日本の為にやってるんだから。
列強諸国(と、それにかぶれた馬鹿な自称ジャーナリスト、自称ライター)は
アジア・オセアニアやアフリカをせいぜい馬鹿にしていて下さい。
いつかは足元すくわれる日が来ることを覚悟しながらね。
まあでもオランダ戦・・・
まだ足元すくうのは難しい・・・
ブラジルやスペインがやったって簡単に勝てる相手じゃないんだからね。
でも難しいだけで、不可能なわけじゃないから
カメルーン戦のように最後まで勝つための試行錯誤を諦めないで欲しい。
カメルーンに勝ったことで、次のオランダ戦に繋がったわけで
また勝つことで次に繋がる。
目先の勝利を得ることは、決して未来を見ないということじゃないんです。
カメルーン戦という未来を見据えて練習してきたことで、勝ったのです。
勝ちに行ってあたりまえ。勝たねば未来も明日もないと思って戦うのです。
W杯という本番の、この日のためにやってきたのだから。
ここで勝ちにいかねば、いつ勝つんだと。
次はオランダ戦のために。それがデンマーク戦という未来に繋がるのだから。
日本対カメルーンはつまらない試合だったと評価されているらしいけど
ああもう、どんっどん低く評価して下さい。
世界の評価を気にして試合するわけじゃないから。
日本の為にやってるんだから。
列強諸国(と、それにかぶれた馬鹿な自称ジャーナリスト、自称ライター)は
アジア・オセアニアやアフリカをせいぜい馬鹿にしていて下さい。
いつかは足元すくわれる日が来ることを覚悟しながらね。
まあでもオランダ戦・・・
まだ足元すくうのは難しい・・・
ブラジルやスペインがやったって簡単に勝てる相手じゃないんだからね。
でも難しいだけで、不可能なわけじゃないから
カメルーン戦のように最後まで勝つための試行錯誤を諦めないで欲しい。
カメルーンに勝ったことで、次のオランダ戦に繋がったわけで
また勝つことで次に繋がる。
目先の勝利を得ることは、決して未来を見ないということじゃないんです。
カメルーン戦という未来を見据えて練習してきたことで、勝ったのです。
勝ちに行ってあたりまえ。勝たねば未来も明日もないと思って戦うのです。
W杯という本番の、この日のためにやってきたのだから。
ここで勝ちにいかねば、いつ勝つんだと。
次はオランダ戦のために。それがデンマーク戦という未来に繋がるのだから。
都築レンタル
「Talk on Together 2010」から↓
清尾氏:どうしても、心情的に、頑張ってくれた選手に対する愛着っていうのは皆さんあると思うので、そこのところの残念さというのはどういう場合も否めないっていうことですよね。
柱谷GM:これはちょっと言っていいか分りませんが、京都で監督をやっているときに、J2で優勝して、J1に上がる年に、サンガでずっと中心選手としてやっていた選手がいましたが、その選手は怪我気味で、優勝争いをしているときに出られませんでした。それで、最後に怪我も治りましたが、チームも調子がよかったので、その選手は使わずに優勝して終わりました。その選手は、サンガにすごく貢献してくれた選手でしたが、その選手が結果的に次の年に他のチームに移籍しました。それはまあ、僕の戦術が気に入らなかったのか、他のチームに行きたかったのか、分かりませんが、その選手が移籍したのです。すごく貢献してくれた選手でしたが、そのときに僕のところに広報の人が封筒に入った手紙を持ってきたんです。「柱谷さん、こんなの来ましたよ」って。それを開けてみたんです。そうしたら、サンガのファンクラブの会員証ありますよね、それにはさみが入っていたんです。会員証っていったら、皆さん、命みたいなものですよね、サポーターにとっては。それがバツって切られて僕のところに送られてきて、その手紙を見たら、こういう選手を出した、大好きだった貢献した選手を出したから、私はサンガのサポーターになりませんって。そのときに広報のスタッフはやっぱりびびるわけですよ。でも僕がそのときに言ったのは、この人はサンガのサポーターじゃない、この人はその選手のファンであって、サンガのサポーターじゃないって言いました。すごく残念なことではあるし、失うのは悲しいことではありますが、これでクラブはめげちゃいけないとその広報のスタッフに言いましたし、全部のスタッフにその話をしたこともありました。選手を好きなことに間違いはないと思いますが、選手だっていつかは引退するわけですし、移籍することもあるわけですから、いつまでもクラブのサポーターでいてほしいと僕は思っています。
■
あのねぇ柱谷さん、俺はこれ読んだ時、すごくがっかりしましたよ。
柱谷さんには現役選手時代のこともあって
選手やサポの気持ちを汲んだ仕事をしてくれるんじゃないかと期待していましたからね。
サポーターの選手に対する愛情ってのはそんな簡単なもんじゃないんですよ。
愛着じゃないんです、愛情なんです。
そのサンガのサポーターもムカッ腹立てて手紙送ったんでしょうよ。
だけど本当にサポーターをやめたかどうかなんてわからないんです。
愛することに疲れたみたい。嫌いになった訳じゃない・・・
~・・・それでも恋は恋。って歌がありますけどね、
愛することや、恋することと同じで、複雑なんです。
選手をずっと浦和にとめておくことはできない事なんて
僕らサポーターだって百も承知です。
いつか別れが来ることだって、いつか愛が壊れることだって、覚悟してます。
94年に柱谷さんが浦和から柏に移った時だって、
サポーターがどんな複雑な気持ちで送り出したか、
柱谷さんだって忘れてはいないと思います。
だけどここ数年の浦和には、
そんなサポーターの気持ちを汲む姿勢が欠けていると感じています。
それから選手の気持ちを汲むことも・・・。
なんでも欧州路線、なんでもシビアなプロの世界、と
簡単に割り切って良いとは思いません。
愛するクラブ、愛する選手だからです。
主力選手や功績のある選手の移籍に文句言ったらサポじゃないんですか?
こんなクラブの応援やめてやる!って言ったらサポじゃないんですか?
違いますよね。
愛情です。どうか、愛情を理解して下さい。
(移籍させんなって言ってるんじゃないですよ)
■
都築よ、焦ることはないよ。
今やってるW杯見てごらんよ。
30歳越えたGK、40にも迫るGK達が、世界のトップレベルで輝いてるぜ。
GKは経験がものを言うポジションだからね。これからさ。
もう一度、何度でも、また浦和でアジア獲ろうぜ。ついでに世界も。
■
都築のレンタルについては、監督が浦和で使うつもりがないのなら
その間、半年だけでも出場機会があったほうが都築の為でもあるから
反対はしませんけどね。レンタルなら。
(都築も山岸も、世代交代が迫ってる年齢じゃないよな。
GKってポジション考えたらさ。)
でも今はあえて書きませんが、この流れの「裏」が見えて心配なんです。
清尾氏:どうしても、心情的に、頑張ってくれた選手に対する愛着っていうのは皆さんあると思うので、そこのところの残念さというのはどういう場合も否めないっていうことですよね。
柱谷GM:これはちょっと言っていいか分りませんが、京都で監督をやっているときに、J2で優勝して、J1に上がる年に、サンガでずっと中心選手としてやっていた選手がいましたが、その選手は怪我気味で、優勝争いをしているときに出られませんでした。それで、最後に怪我も治りましたが、チームも調子がよかったので、その選手は使わずに優勝して終わりました。その選手は、サンガにすごく貢献してくれた選手でしたが、その選手が結果的に次の年に他のチームに移籍しました。それはまあ、僕の戦術が気に入らなかったのか、他のチームに行きたかったのか、分かりませんが、その選手が移籍したのです。すごく貢献してくれた選手でしたが、そのときに僕のところに広報の人が封筒に入った手紙を持ってきたんです。「柱谷さん、こんなの来ましたよ」って。それを開けてみたんです。そうしたら、サンガのファンクラブの会員証ありますよね、それにはさみが入っていたんです。会員証っていったら、皆さん、命みたいなものですよね、サポーターにとっては。それがバツって切られて僕のところに送られてきて、その手紙を見たら、こういう選手を出した、大好きだった貢献した選手を出したから、私はサンガのサポーターになりませんって。そのときに広報のスタッフはやっぱりびびるわけですよ。でも僕がそのときに言ったのは、この人はサンガのサポーターじゃない、この人はその選手のファンであって、サンガのサポーターじゃないって言いました。すごく残念なことではあるし、失うのは悲しいことではありますが、これでクラブはめげちゃいけないとその広報のスタッフに言いましたし、全部のスタッフにその話をしたこともありました。選手を好きなことに間違いはないと思いますが、選手だっていつかは引退するわけですし、移籍することもあるわけですから、いつまでもクラブのサポーターでいてほしいと僕は思っています。
■
あのねぇ柱谷さん、俺はこれ読んだ時、すごくがっかりしましたよ。
柱谷さんには現役選手時代のこともあって
選手やサポの気持ちを汲んだ仕事をしてくれるんじゃないかと期待していましたからね。
サポーターの選手に対する愛情ってのはそんな簡単なもんじゃないんですよ。
愛着じゃないんです、愛情なんです。
そのサンガのサポーターもムカッ腹立てて手紙送ったんでしょうよ。
だけど本当にサポーターをやめたかどうかなんてわからないんです。
愛することに疲れたみたい。嫌いになった訳じゃない・・・
~・・・それでも恋は恋。って歌がありますけどね、
愛することや、恋することと同じで、複雑なんです。
選手をずっと浦和にとめておくことはできない事なんて
僕らサポーターだって百も承知です。
いつか別れが来ることだって、いつか愛が壊れることだって、覚悟してます。
94年に柱谷さんが浦和から柏に移った時だって、
サポーターがどんな複雑な気持ちで送り出したか、
柱谷さんだって忘れてはいないと思います。
だけどここ数年の浦和には、
そんなサポーターの気持ちを汲む姿勢が欠けていると感じています。
それから選手の気持ちを汲むことも・・・。
なんでも欧州路線、なんでもシビアなプロの世界、と
簡単に割り切って良いとは思いません。
愛するクラブ、愛する選手だからです。
主力選手や功績のある選手の移籍に文句言ったらサポじゃないんですか?
こんなクラブの応援やめてやる!って言ったらサポじゃないんですか?
違いますよね。
愛情です。どうか、愛情を理解して下さい。
(移籍させんなって言ってるんじゃないですよ)
■
都築よ、焦ることはないよ。
今やってるW杯見てごらんよ。
30歳越えたGK、40にも迫るGK達が、世界のトップレベルで輝いてるぜ。
GKは経験がものを言うポジションだからね。これからさ。
もう一度、何度でも、また浦和でアジア獲ろうぜ。ついでに世界も。
■
都築のレンタルについては、監督が浦和で使うつもりがないのなら
その間、半年だけでも出場機会があったほうが都築の為でもあるから
反対はしませんけどね。レンタルなら。
(都築も山岸も、世代交代が迫ってる年齢じゃないよな。
GKってポジション考えたらさ。)
でも今はあえて書きませんが、この流れの「裏」が見えて心配なんです。
出ましたアンチフットボール。
先日、セルジオ越後氏について「外れるのはセルジオ越後」と書きましたが
セルジオさんはカメルーン戦の勝利で掌を返してくれたので
自分も掌を返して前言を撤回し、セルジオさんにごめんなさいしたいと思います。
ツンデレおじさん、ごめんなさい。ほ、ほんとは嫌いじゃありません。
やっぱりあなたは、 時 々 は 日本サッカーに必要です。
だが金子達仁、てめーはだめだ。(ついでに山内雄司氏もなんなの)
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/06/post_1614.html
> 皮肉ではなく、本心から思う。この勝利は、日本代表の勝利ではない。岡田監督の勝利だった。勝ち点3と引き換えに、日本サッカーは大きなものを失った。日本=退屈。日本=アンチ・フットボール。この試合で張られたレッテルを剥(は)がすには、相当な時間が必要になることだろう。
> こんなにも苦く、こんなにも悲しい勝利があることを、わたしは初めて知った。
日本代表の勝利ではなく岡田監督の勝利?ハァ?
岡田監督も含めて日本代表なのでは・・・?
自分は「日本代表」という言い方はあまり好きではなくて、カズの世代なんかが使う「全日本」というほうが好きです。
全部の日本選手を代表する選手達という意味と、監督やコーチ、協会やサポーターも含めた全ての日本サッカーのチームである、という意味にも取れるからです。
しかし日本代表という言い方であっても、全日本と同じ意味で捉えています。
だから岡田監督の勝利は日本サッカーの勝利です。
別に監督がオシムやジーコやトルシエのように外国人であっても、日本サッカーの勝利です。
というかですね、
仮に金子さんの言うとおり岡田監督が自分の為に戦ったとするなら、
それこそもっと世界の評価を得られるような戦い方をしたはずですよね。
何点取られようが、勝とうが負けようが、パスを繋げと選手に指示したはずです。
だって守備を固めたらアンチフットボールをやった監督ってレッテルを貼られちゃうんでしょう?
あはははは。ダメだ。もう笑い堪えられないアハハハハハハ!!
>勝つためにはただ蹴っておけというサッカーをやってしまった。
アーハハ、アーハハハハハハ!!
か、金子さん、あんた何年サッカー見てるんですか?
昔話持ち出して玄人ぶったって、あのカメルーン戦を見て
ただ蹴っておけというサッカーに見えたんですか?ブハハハハ!!
ギャハ、ギャハ、ギャハハハハもうダメギャハハハハッ!!
結局あんた、日本を貶めたい、辱めたいだけなんでしょう?
日本が強豪国と同じに出来るレベルに無いことを知っていながら
わざと強豪と同じように出来るかのように言い、出来ないからと
弱い日本、情け無い日本、アンチフットボールな日本だと言いたいのが本心でしょう?
もっと言えば、本当はエトーにボコボコにされる日本が見たかったんでしょう?
ああもういいや、色々ツッコミたいことがまだまだあったけどもういいやプッ。
せいぜい苦しんで下さい!せいぜい悲しんで下さい!
あーそんでスペインの応援でもしてやって下さい!
えっ?韓国応援するんですか?ま、どっちでもいいですけど。
日本サッカーの事は心配しないで!!
日本の子供たちは、日本の勝利に勇気付けられながらも
「僕ならもっとうまくプレーして、かっこよく日本を勝たせてみせる!」って
夢と希望を持って練習してくれますから!!!!
(つーかまだ日本はGLでオランダ、デンマークと2試合あるんですけどね。
なんでまだ終わってないのに岡田監督の全てを見たり!みたいな反応するんですかね。
金子氏も山内氏も早漏ね。)
セルジオさんはカメルーン戦の勝利で掌を返してくれたので
自分も掌を返して前言を撤回し、セルジオさんにごめんなさいしたいと思います。
ツンデレおじさん、ごめんなさい。ほ、ほんとは嫌いじゃありません。
やっぱりあなたは、 時 々 は 日本サッカーに必要です。
だが金子達仁、てめーはだめだ。(ついでに山内雄司氏もなんなの)
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/06/post_1614.html
> 皮肉ではなく、本心から思う。この勝利は、日本代表の勝利ではない。岡田監督の勝利だった。勝ち点3と引き換えに、日本サッカーは大きなものを失った。日本=退屈。日本=アンチ・フットボール。この試合で張られたレッテルを剥(は)がすには、相当な時間が必要になることだろう。
> こんなにも苦く、こんなにも悲しい勝利があることを、わたしは初めて知った。
日本代表の勝利ではなく岡田監督の勝利?ハァ?
岡田監督も含めて日本代表なのでは・・・?
自分は「日本代表」という言い方はあまり好きではなくて、カズの世代なんかが使う「全日本」というほうが好きです。
全部の日本選手を代表する選手達という意味と、監督やコーチ、協会やサポーターも含めた全ての日本サッカーのチームである、という意味にも取れるからです。
しかし日本代表という言い方であっても、全日本と同じ意味で捉えています。
だから岡田監督の勝利は日本サッカーの勝利です。
別に監督がオシムやジーコやトルシエのように外国人であっても、日本サッカーの勝利です。
というかですね、
仮に金子さんの言うとおり岡田監督が自分の為に戦ったとするなら、
それこそもっと世界の評価を得られるような戦い方をしたはずですよね。
何点取られようが、勝とうが負けようが、パスを繋げと選手に指示したはずです。
だって守備を固めたらアンチフットボールをやった監督ってレッテルを貼られちゃうんでしょう?
あはははは。ダメだ。もう笑い堪えられないアハハハハハハ!!
>勝つためにはただ蹴っておけというサッカーをやってしまった。
アーハハ、アーハハハハハハ!!
か、金子さん、あんた何年サッカー見てるんですか?
昔話持ち出して玄人ぶったって、あのカメルーン戦を見て
ただ蹴っておけというサッカーに見えたんですか?ブハハハハ!!
ギャハ、ギャハ、ギャハハハハもうダメギャハハハハッ!!
結局あんた、日本を貶めたい、辱めたいだけなんでしょう?
日本が強豪国と同じに出来るレベルに無いことを知っていながら
わざと強豪と同じように出来るかのように言い、出来ないからと
弱い日本、情け無い日本、アンチフットボールな日本だと言いたいのが本心でしょう?
もっと言えば、本当はエトーにボコボコにされる日本が見たかったんでしょう?
ああもういいや、色々ツッコミたいことがまだまだあったけどもういいやプッ。
せいぜい苦しんで下さい!せいぜい悲しんで下さい!
あーそんでスペインの応援でもしてやって下さい!
えっ?韓国応援するんですか?ま、どっちでもいいですけど。
日本サッカーの事は心配しないで!!
日本の子供たちは、日本の勝利に勇気付けられながらも
「僕ならもっとうまくプレーして、かっこよく日本を勝たせてみせる!」って
夢と希望を持って練習してくれますから!!!!
(つーかまだ日本はGLでオランダ、デンマークと2試合あるんですけどね。
なんでまだ終わってないのに岡田監督の全てを見たり!みたいな反応するんですかね。
金子氏も山内氏も早漏ね。)
2010年6月17日木曜日
アンチ・オシム。
スペイン 0 × 1 スイス
スイスの粘り強く諦めない気持ちが伝わってくる、
そしてそれをなんとかこじ開けようとするスペイン、
双方の人間的で美しいサッカーに心打たれて感動していたのに
オシムの言い訳を聞いて胸が悪くなりました。
・FIFAはアンチフットボールに走っている。
・スペインやブラジルは大会前から肉体的疲労もあるが、
精神的に疲労している為、プレーのクオリティが低かった。
・(スイスのような)守備的サッカーに未来はない。
自分が推していた、期待していた、シンパシーを感じていたチームが負けたからといって
この言い訳は酷すぎるんじゃないですか?
スペイン代表はリーガやCLを戦った選手たちだから疲れている?
えっ?スペインの初戦は大会6日目(一番最後)ですけどねぇ・・・。疲れてるんですか・・・。
日本の本田もCL出てるしロシアと日本の往復・・・そしてアフリカへの移動で
くったくたに疲れてきっとゴールどころか歩行もおぼつか・・・あれ?ゴール決めちゃった!?
CLは世界最高峰だっていつもスカパーのCMで言ってるじゃないですか。
じゃあどんな日程にすればCLとW杯の両方を最高峰にできるんですか?
各国のリーグは地理的、気候的、経済的、様々な理由で日程は同じにはできませんよね?
一年はどんなに頑張ったって12ヶ月しかないんですよ。どうやって調整しますか?
良い案があるなら今すぐオシムさんがFIFAに提案して下さい。
(言われなくたってFIFAもきちんと問題を把握しています。)
そもそも、プレーのクオリティが低かったなんて、
全力で戦った両チームに失礼です。
オシムさんが率いた過去のチームだって時が経って大幅に美化されている部分があるわけで、いつでも万全のクオリティで戦えていたわけじゃないでしょう?
疲れもある、プレッシャーもある、そんな中で全力でプレーする姿に人々は感動し、「美しかった」と思えるのです。
パスやシュートだけに美しさを感じている訳ではないのです。
守備的サッカーに未来はないとか、守備的なほうが簡単だとかおっしゃいますが、
そういう事を言う人は、自分達の土俵で戦わせようとするのが狙いなんですよね。
無敵艦隊は海でないと戦えませんもんね。だから海に引きずりこみたいんですよね。
つまり自分達の「攻撃的サッカー」という戦術的ホームでないと勝てないもんだから、
守備的サッカーを貶す・・・姑息な魂胆ですよね。ミエミエですけど。
自分がサーベルを持って戦っているからといって、
盾を構えている相手にも、盾を捨ててサーベルを持って戦えと言っているようなものです。
自分も盾を構えればいいだけなのに、相手を卑怯者呼ばわりするのはどういうことでしょう?
まぁ最後は両手にサーベル持ってブンブン振り回してるうちに
息切れしたところを盾でブン殴られて負けるワケですけどね!!
そういえば、確かCLでもバルサがインテルにブン殴られてましたね。
あれもバルサが疲れてたんですか?
影響力のある言葉を発するオシムさん。
日本で「アンチフットボール」という言葉が流行るかもしれませんね。
でも自分は今日、アンチオシムになりましたよ。
影響されることももう無いでしょう。
そ れ よ り な に よ り !
正真正銘の素晴らしいフットボールをやり遂げたスイス、そして全ての出場国に拍手!
グループリーグ2戦目も楽しみな試合ばかり!
(チリとホンジュラスも素晴らしかったから、次もスイスが勝つとは言えないけどね。
もちろん次もスペインが負けるとも言えない。それがフットボールだから。)
スイスの粘り強く諦めない気持ちが伝わってくる、
そしてそれをなんとかこじ開けようとするスペイン、
双方の人間的で美しいサッカーに心打たれて感動していたのに
オシムの言い訳を聞いて胸が悪くなりました。
・FIFAはアンチフットボールに走っている。
・スペインやブラジルは大会前から肉体的疲労もあるが、
精神的に疲労している為、プレーのクオリティが低かった。
・(スイスのような)守備的サッカーに未来はない。
自分が推していた、期待していた、シンパシーを感じていたチームが負けたからといって
この言い訳は酷すぎるんじゃないですか?
スペイン代表はリーガやCLを戦った選手たちだから疲れている?
えっ?スペインの初戦は大会6日目(一番最後)ですけどねぇ・・・。疲れてるんですか・・・。
日本の本田もCL出てるしロシアと日本の往復・・・そしてアフリカへの移動で
くったくたに疲れてきっとゴールどころか歩行もおぼつか・・・あれ?ゴール決めちゃった!?
CLは世界最高峰だっていつもスカパーのCMで言ってるじゃないですか。
じゃあどんな日程にすればCLとW杯の両方を最高峰にできるんですか?
各国のリーグは地理的、気候的、経済的、様々な理由で日程は同じにはできませんよね?
一年はどんなに頑張ったって12ヶ月しかないんですよ。どうやって調整しますか?
良い案があるなら今すぐオシムさんがFIFAに提案して下さい。
(言われなくたってFIFAもきちんと問題を把握しています。)
そもそも、プレーのクオリティが低かったなんて、
全力で戦った両チームに失礼です。
オシムさんが率いた過去のチームだって時が経って大幅に美化されている部分があるわけで、いつでも万全のクオリティで戦えていたわけじゃないでしょう?
疲れもある、プレッシャーもある、そんな中で全力でプレーする姿に人々は感動し、「美しかった」と思えるのです。
パスやシュートだけに美しさを感じている訳ではないのです。
守備的サッカーに未来はないとか、守備的なほうが簡単だとかおっしゃいますが、
そういう事を言う人は、自分達の土俵で戦わせようとするのが狙いなんですよね。
無敵艦隊は海でないと戦えませんもんね。だから海に引きずりこみたいんですよね。
つまり自分達の「攻撃的サッカー」という戦術的ホームでないと勝てないもんだから、
守備的サッカーを貶す・・・姑息な魂胆ですよね。ミエミエですけど。
自分がサーベルを持って戦っているからといって、
盾を構えている相手にも、盾を捨ててサーベルを持って戦えと言っているようなものです。
自分も盾を構えればいいだけなのに、相手を卑怯者呼ばわりするのはどういうことでしょう?
まぁ最後は両手にサーベル持ってブンブン振り回してるうちに
息切れしたところを盾でブン殴られて負けるワケですけどね!!
そういえば、確かCLでもバルサがインテルにブン殴られてましたね。
あれもバルサが疲れてたんですか?
影響力のある言葉を発するオシムさん。
日本で「アンチフットボール」という言葉が流行るかもしれませんね。
でも自分は今日、アンチオシムになりましたよ。
影響されることももう無いでしょう。
そ れ よ り な に よ り !
正真正銘の素晴らしいフットボールをやり遂げたスイス、そして全ての出場国に拍手!
グループリーグ2戦目も楽しみな試合ばかり!
(チリとホンジュラスも素晴らしかったから、次もスイスが勝つとは言えないけどね。
もちろん次もスペインが負けるとも言えない。それがフットボールだから。)
2010年6月15日火曜日
皆で勝ち取った勝利は最高に美しい!
オラの亀から出んまーく!
■
カメルーン戦。最高でした。
個人的には日本の歴代ベストマッチに認定します。
人もボールも動く夢のあるサッカーではなかったかもしれない。
スペインやバルサのような美しいパスサッカーでもなかったかもしれない。
でも、
闘志漲るプレー。
知性溢れる戦術眼。
最後まで試行錯誤を諦めない姿勢。
サッカーに必要なものは全て揃っていた。
全ては勝利の為に。
決して格好の良い勝ち方ではなかったし、
荒削りなプレーも多かったです。
カメルーンに硬さがあったのも事実です。
でも選手は、今持てる力を出し切ってくれました。
監督やコーチー陣、スタッフらは
「付け焼刃」などと馬鹿にされながらも
最後まで勝つ為の手段を考え、
実行し、そしてピタリと読みを当てました。
勝利への渇望と、飽くなき努力、決断への勇気、
1つの試合にかける思いがハッキリと伝わってきました。
だからこそ、誇りの持てる「日本代表」でした。
勝ったあああああああああああ!!!!
でもグループリーグを突破してこそ勝利。
ベスト4の目標を達成してこそ勝利。
そして優勝こそが勝利です。
まだまだ長い道程、勝負は終わっていません。
それでも、このカメルーン戦の勝利は忘れてはいけません。
全ては次の勝利の為に。
■
5月のブログ記事http://d8959.blogspot.com/2010/05/blog-post_13.html
で、ACLをふがいない試合で敗退したガンバと鹿島への批判として
>平日にスタジアムに駆けつけたファンやサポーターに対して
>失礼だとは思わんのかね。
>試合に向けて準備してくれたスタッフに失礼だとは思わんのかね。
と書きましたが、
長谷部がカメルーン戦試合後のインタビューで
応援してくれる人や、準備をしてくれたスタッフに感謝の言葉を述べていました。
これが日本に足りなかった気持ちです。
本当なら、こういう気持ちは、日本人がとても大事にしてきたものなのに。
日本人らしいサッカー。
その答えは、ちゃあんと日本人の中にあったものなのです。
■
カメルーン戦。最高でした。
個人的には日本の歴代ベストマッチに認定します。
人もボールも動く夢のあるサッカーではなかったかもしれない。
スペインやバルサのような美しいパスサッカーでもなかったかもしれない。
でも、
闘志漲るプレー。
知性溢れる戦術眼。
最後まで試行錯誤を諦めない姿勢。
サッカーに必要なものは全て揃っていた。
全ては勝利の為に。
決して格好の良い勝ち方ではなかったし、
荒削りなプレーも多かったです。
カメルーンに硬さがあったのも事実です。
でも選手は、今持てる力を出し切ってくれました。
監督やコーチー陣、スタッフらは
「付け焼刃」などと馬鹿にされながらも
最後まで勝つ為の手段を考え、
実行し、そしてピタリと読みを当てました。
勝利への渇望と、飽くなき努力、決断への勇気、
1つの試合にかける思いがハッキリと伝わってきました。
だからこそ、誇りの持てる「日本代表」でした。
勝ったあああああああああああ!!!!
でもグループリーグを突破してこそ勝利。
ベスト4の目標を達成してこそ勝利。
そして優勝こそが勝利です。
まだまだ長い道程、勝負は終わっていません。
それでも、このカメルーン戦の勝利は忘れてはいけません。
全ては次の勝利の為に。
■
5月のブログ記事http://d8959.blogspot.com/2010/05/blog-post_13.html
で、ACLをふがいない試合で敗退したガンバと鹿島への批判として
>平日にスタジアムに駆けつけたファンやサポーターに対して
>失礼だとは思わんのかね。
>試合に向けて準備してくれたスタッフに失礼だとは思わんのかね。
と書きましたが、
長谷部がカメルーン戦試合後のインタビューで
応援してくれる人や、準備をしてくれたスタッフに感謝の言葉を述べていました。
これが日本に足りなかった気持ちです。
本当なら、こういう気持ちは、日本人がとても大事にしてきたものなのに。
日本人らしいサッカー。
その答えは、ちゃあんと日本人の中にあったものなのです。
2010年6月11日金曜日
何故、純粋に「勝つこと」に対してモチベーションを保てないのですか?
■
【山田暢久】「相手に決勝トーナメントは行かせない、ということだけをモチベーションにみんなもやっていたと思います。守備に関しては失点をゼロに抑えることがきっちりできたと思いますが、そんなに今日は得点チャンスが作れなかったので、そこが反省点です。」
ちょちょちょ、ちょっと待って。
磐田や清水に勝点を与えて決勝トーナメントに行かせてしまったのは誰?
マリノスには悔しくて泣いた選手がいたそうですが、相手の決勝トーナメント進出を阻止して、相手を悔しがらせて、それでレッズのミッションは成功ですか?
レッズはまた、相手の優勝を阻止したとか、決勝トーナメント進出のかかった相手を完封したとか、そんなことで納得するレベルに落ちてしまうんですか?
(そんなモチベーションで最終節に臨んでぼろ負けした赤いチームがあったような記憶があるけど、きっと気のせいですね。)
結果に対してのハードルを下げ・・・、内容に対してのハードルも下げ・・・、
それでいて「次に切り替えて」とか「ポジティブに」という言葉を巧みに使って逃げていたら、成長は見込めないどころか、ハードルを下げたぶんだけ落ちていくだけです。
■
「間違った批判をしてはいけない」とは、一体どんなことを指しているんでしょうか。
・・・よくわかりませんけどね。
指導者(特に「自分はサッカー先進国から来た伝道師である」と考えている人!)が、勘違いしがちな事があります。
教える側と学ぶ側では、教える側のほうが偉い(正しい)と考えてしまうことです。
教える側は、学ぶ側を評価します。
しかし、学ぶ側も、教える側を常に評価していることを忘れてはいけません。
指導者は、自分より学ぶ側のほうが柔軟で鋭い感性であることに気付かなければいけません。
教師が批判の正否を勝手に決め、生徒の感性を頭ごなしに否定することは、生徒の成長だけでなく、「生徒から教わることもある」と感じる機会を失い、自らの成長も妨げてしまう、とても愚かな行為なのです。
「私の授業が理解できずに批判する者は、高度な内容が理解できない馬鹿者だ」
などと思っている教師がいるとしたら最悪です。
生徒の中には、いつか自分を超えていく者もいて、或いはもう自分より上な生徒もいるかもしれない、と考えなければいけないのです。
自らも成長しよう、生徒から教わろう、という気持ちは、指導者にとって最も大事なことです。
決して忘れてはいけません。
【山田暢久】「相手に決勝トーナメントは行かせない、ということだけをモチベーションにみんなもやっていたと思います。守備に関しては失点をゼロに抑えることがきっちりできたと思いますが、そんなに今日は得点チャンスが作れなかったので、そこが反省点です。」
ちょちょちょ、ちょっと待って。
磐田や清水に勝点を与えて決勝トーナメントに行かせてしまったのは誰?
マリノスには悔しくて泣いた選手がいたそうですが、相手の決勝トーナメント進出を阻止して、相手を悔しがらせて、それでレッズのミッションは成功ですか?
レッズはまた、相手の優勝を阻止したとか、決勝トーナメント進出のかかった相手を完封したとか、そんなことで納得するレベルに落ちてしまうんですか?
(そんなモチベーションで最終節に臨んでぼろ負けした赤いチームがあったような記憶があるけど、きっと気のせいですね。)
結果に対してのハードルを下げ・・・、内容に対してのハードルも下げ・・・、
それでいて「次に切り替えて」とか「ポジティブに」という言葉を巧みに使って逃げていたら、成長は見込めないどころか、ハードルを下げたぶんだけ落ちていくだけです。
■
「間違った批判をしてはいけない」とは、一体どんなことを指しているんでしょうか。
・・・よくわかりませんけどね。
指導者(特に「自分はサッカー先進国から来た伝道師である」と考えている人!)が、勘違いしがちな事があります。
教える側と学ぶ側では、教える側のほうが偉い(正しい)と考えてしまうことです。
教える側は、学ぶ側を評価します。
しかし、学ぶ側も、教える側を常に評価していることを忘れてはいけません。
指導者は、自分より学ぶ側のほうが柔軟で鋭い感性であることに気付かなければいけません。
教師が批判の正否を勝手に決め、生徒の感性を頭ごなしに否定することは、生徒の成長だけでなく、「生徒から教わることもある」と感じる機会を失い、自らの成長も妨げてしまう、とても愚かな行為なのです。
「私の授業が理解できずに批判する者は、高度な内容が理解できない馬鹿者だ」
などと思っている教師がいるとしたら最悪です。
生徒の中には、いつか自分を超えていく者もいて、或いはもう自分より上な生徒もいるかもしれない、と考えなければいけないのです。
自らも成長しよう、生徒から教わろう、という気持ちは、指導者にとって最も大事なことです。
決して忘れてはいけません。
2010年6月7日月曜日
DVD-R50枚組買ってきた。
サッカーは裏切らない!
サッカーは裏切らない!
サッカーは裏切らない!
スカパーは全部やる!俺は全部見る!
ということで、今回もグループリーグから全64試合見る為、DVD-Rを買ってきました。
W杯の試合は、世界中の国々のサッカーを知る為に、他にない機会なので、98年のフランス大会から全ての試合を見てきました。
苦行に近いものがあるけど(笑)、これだけはやめられません。
強豪国や日本代表の試合はいつもテレビで見られるけど、中堅国やW杯初出場国の試合なんかは、普段見られる機会が無いですからね、W杯は世界中のサッカーを知る最高の機会です。
そしてこれを逃してしまうと、次のW杯までなかなか見ることができないので、いつも全てビデオにとってW杯期間が終わっても、ゆっくり見られるようにしています。
フランス大会のペトロが出てたユーゴスラビアの試合なんかは、今でも時々思い出してビデオを見たりします。
あれを見るとペトロビッチが浦和にいたことが誇らしくて嬉しくて、たまりませんよ。
中堅~弱小国の中から、浦和に安く獲ってこれそうな無名選手を探すのもなかなか面白いです。
こういった国が強豪国を相手に勝ち点を得るには、相当頭を使わないといけないので、その中で活躍できる「頭の良い選手」を見つけたりすると、名前を覚えてその後の動向を気にかけたりして。
こういった国が強豪国を相手に勝ち点を得るには、相当頭を使わないといけないので、その中で活躍できる「頭の良い選手」を見つけたりすると、名前を覚えてその後の動向を気にかけたりして。
でもグループリーグから決勝戦まで全部で64試合、中堅国以下どうしの試合は再放送の回数が少なかったりするんで、
撮り忘れが無いように放送スケジュールを常に頭に入れておくのは試合以上に緊張感がありますよ(笑)。
撮り忘れが無いように放送スケジュールを常に頭に入れておくのは試合以上に緊張感がありますよ(笑)。
それでも今はHDレコーダーがあったり、DVD-Rが安価なんで随分楽ですけどね。昔はダンボール1箱分のVHSが必要でした。いまだに保管場所に困るし、DVDにダビングするのも辛い・・・。
まぁそんなわけで、W杯期間中と閉会後しばらくはブログはお休みになると思います。
2010年6月6日日曜日
4-2-3-1 → 4-4-2
(記事が途中で切れて投稿されていました、ごめんなさい。修復しました。)
岡田監督「今までのやり方を大きく変えるつもりはない。」
つまり走って走って走りまくるサッカーで本番も行くということか・・・。
ところで本当に日本は本番で走れるのか?
という疑問が沸いてきます。
イングランドとのテストマッチで4-1-4-1にして
中盤にアンカーを置く形をとったことで守備の意識が格段に向上しました。
マーク(プレス)の受け渡しを明確にして、
それが間に合わないゾーンを「1」が埋める形なので
アンカーを置いたとは言っても実質は中盤は1と4の2ラインではなく
中盤の中で「1」が余る感じの1ラインでした。
これでゾーンディフェンスはまずます機能したけど
チャンスを作れなくなってしまいました。
走りまくる時間を作ることができなくなってしまったのです。
ではこれを「今までのやり方」と組み合わせて
もう少しチャンスを増やし、攻守のバランスを良くする方法はないでしょうか。
それもW杯初戦までの短期間で
可能な範囲での改善策を探ってみたいと思います。
図の黄色の円で示したゾーンを、現状では
ウイングが下がってカバーして数的優位を保とうとするのですが、
ここを埋めるまでの時間をリトリートしながらのプレッシングで稼ぐとなると
最終ラインと共に全体が自陣深くまで引かざるをえない場面が増えてしまいます。
(本来、トップ下が下がって守備に参加するのがセオリーで
これによってピッチをワイドに使った攻撃に繋げられるのだけど・・・)
するといざボールを奪っても前線の基点(トップ下とFWの2枚)を使って攻めようにも
長い距離の押し上げを待つのはかなり苦しくなります。
これを繰り返していると、守備ラインはドンドン下がり、
ますます攻撃に時間が必要になるという悪循環に陥ってしまうのです。
しかし、低いラインでの守備に参加した後の速攻では、
本来のウイングの位置に戻るまでに、相手にも守備ブロックを作る時間を与えてしまいます。
これを打開すべくMFとSBらとのコンビネーションでサイド攻略を図ると
今度は自陣SBの背後に大きなスペースを作ってしまいます。
高い位置でボールを奪い、縦に早い突破をして始めてウイングは意味を持ってくるものです。
(ロッベン、リベリなど)
日本の場合、4-3-3にしてSBの前のゾーンをウイングが下がらずに中盤の3で守ったり
4-2-3-1のトップ下が引いてきて、中盤を3にしたりという考え方はあまりできないと思います。
そこでできるだけ「今までのやり方」である4-2-3-1に近い形で
今までより攻守のバランスを良くする方法を考えてみました。
中盤をフラットに並べてFWを縦に並べた4-4-2。
岡田監督「今までのやり方を大きく変えるつもりはない。」
つまり走って走って走りまくるサッカーで本番も行くということか・・・。
という疑問が沸いてきます。
イングランドとのテストマッチで4-1-4-1にして
中盤にアンカーを置く形をとったことで守備の意識が格段に向上しました。
マーク(プレス)の受け渡しを明確にして、
それが間に合わないゾーンを「1」が埋める形なので
アンカーを置いたとは言っても実質は中盤は1と4の2ラインではなく
中盤の中で「1」が余る感じの1ラインでした。
これでゾーンディフェンスはまずます機能したけど
せっかく粘り強い守備でボールを奪っても、
全体が押し上げる為の前線の基点がFW1人になってしまい、チャンスを作れなくなってしまいました。
走りまくる時間を作ることができなくなってしまったのです。
ではこれを「今までのやり方」と組み合わせて
もう少しチャンスを増やし、攻守のバランスを良くする方法はないでしょうか。
それもW杯初戦までの短期間で
可能な範囲での改善策を探ってみたいと思います。
4-1-4-1から今までのやり方である4-2-3-1に戻します。
すると今度は、中盤でのプレッシングが難儀になります。図の黄色の円で示したゾーンを、現状では
ウイングが下がってカバーして数的優位を保とうとするのですが、
ここを埋めるまでの時間をリトリートしながらのプレッシングで稼ぐとなると
最終ラインと共に全体が自陣深くまで引かざるをえない場面が増えてしまいます。
(本来、トップ下が下がって守備に参加するのがセオリーで
これによってピッチをワイドに使った攻撃に繋げられるのだけど・・・)
するといざボールを奪っても前線の基点(トップ下とFWの2枚)を使って攻めようにも
長い距離の押し上げを待つのはかなり苦しくなります。
これを繰り返していると、守備ラインはドンドン下がり、
ますます攻撃に時間が必要になるという悪循環に陥ってしまうのです。
4-2-3-1や4-3-3のウイングは、極力、サイドを個人の力でこじ開けるのが上策です。
1人で突破できれば、SBが後ろを固めたまま攻撃ができるからです。しかし、低いラインでの守備に参加した後の速攻では、
本来のウイングの位置に戻るまでに、相手にも守備ブロックを作る時間を与えてしまいます。
これを打開すべくMFとSBらとのコンビネーションでサイド攻略を図ると
今度は自陣SBの背後に大きなスペースを作ってしまいます。
高い位置でボールを奪い、縦に早い突破をして始めてウイングは意味を持ってくるものです。
(ロッベン、リベリなど)
日本の場合、4-3-3にしてSBの前のゾーンをウイングが下がらずに中盤の3で守ったり
4-2-3-1のトップ下が引いてきて、中盤を3にしたりという考え方はあまりできないと思います。
3枚で守れる力を持った選手がいないからです。
結局ウイングが中に絞って4-4-2の形に帰結します。そこでできるだけ「今までのやり方」である4-2-3-1に近い形で
今までより攻守のバランスを良くする方法を考えてみました。
一見、ウイングを中盤に下げた今までの守備陣形と同じようで、
違うのは中盤を1ラインにして、最終ラインを押し上げてコンパクトにしたこと。
つまりこの陣形にはウイングが存在しません。
ウイングがウイングとしての意味を失っているのならば、
最初からウイングを置かずにサイドーハーフにしてしまうという考え方です。
当然、ウイングに適した選手ははずし、もともと守備的なプレーもできる選手を入れます。
長谷部、稲本、遠藤、阿部、今野(怪我回復次第)らの攻守のバランスのとれた選手を中盤に置き
彼らを状況に応じて攻撃の基点にし、
場合によってはどちらかのサイドに、より攻撃的な選手を入れます。
攻撃を前提とした陣形ではなく、まず守備を前提として考え、
それでいて攻守のバランスを今まで以上に攻撃よりにする。
単純に言えば、イングランド戦の4-1-4-1の中盤の1を削り、前線に1増やしたというだけです。
セカンドトップには縦に早い玉田や、
相手の守備の2ラインの間からもシュートを狙える本田などが適任です。
最初の図と比較してみるとわかるように、
こちらのほうが最終ラインが高くなっています。
つまり、ウイングが引いて中盤を4枚にしたのではなく、
最初の図のボランチにあたる1ラインがウイングの高さまで押し上げて
それにともなって最終ラインを高く設定しています。
トップ下はFWの位置まで押し出されてセカンドトップの形になります。
最終ラインを高く保つことは当然、DFの背後をつかれる危険も生まれますが、
相手のカウンターをリトリートしながら守るにしても、
ラインを高く設定したことで、
守備ブロックを形成する時間を稼ぐ「距離」を得ることもできると考えます。
ショートカウンターでSBの前のスペースを使われるよりは
多少リスクを減らすことができるのではないでしょうか。
では、攻撃に移った時は、これでは同じ結果ではないか。
という疑問にも、全体をコンパクトにして、ラインを高く敷くことで
相手ゴールまでの距離は4-2-3-1の時よりも近くなる為、
幾分、攻撃力もプラスされるはずです。
4-2-3-1にしても、4-4-2にしても、
最大の問題は、守から攻、攻から守、でどれだけコンパクトな陣形を保ちながら
上下にハードワークできるか、そしてパスを繋げるか、にあります。
残念ながら、ここで提案した4-4-2でも、その問題の根本は解決しません。
一旦守備に追われれば、ラインを高く押し上げるのが困難になるからです。
しかしながら、ポジションごとの守備ゾーンを明確にできること、
中盤を1ラインにすることで「DFと中盤の2ライン」という考え方が生まれ
ラインの上下動を、よりコンパクトな陣形を保ちながらできるのではないかということ、
それによって高い位置でボールを奪える可能性が高くなること、
これらの改善で幾分、攻守のバランスが良くなるのではないでしょうか。
もちろん、これには「ハードワーク」という大前提があります。
でもこれらの改善で少なくとも、12キロも走る必要はなくなるのではないでしょうか(笑)。
イングランド戦での劇的な“守備の意識の変化”をヒントに
ほぼ同じ陣形でありながら、少しの変更により生み出される
“攻撃の意識の変化”について考えてみました。
日本代表には、どんな方法でも良いので、とにかく、
勝つ為の方策を、最後まで諦めずに考えてほしいものですね。
あー、それにしても、W杯って、こうやって、あーでもない、こーでもないと、
色々考えて本番を待つ、この時期が一番楽しいです!
外れるのは、セルジオ。セルジオ越後。
セルジオ越前屋俵太曰く
「ユニホームを上に投げて、拾った11人を出せばいい。
そのくらい、どうしようもない試合だった。」
セルジオさん、それで、どうすれば日本は良くなりますか?
サッカーの専門家ですよね?
当然何か策はありますよね?
こういう具体的な解決策も妙案も何もない
日和見な解説者だか評論家だかわからない人は、
新たなサッカーファンの増加を妨げるうえに、
ライト層にも間違ったサッカーの見方を植えつけるだけで
はっきり言って日本サッカーの成長の妨げにしかなりません。
(そもそも、大会直前のテストマッチでここまで投げやりな感想を持つ時点で
セルジオさんの専門家としての能力、知識を疑います。
テストマッチではデンマークも連敗していますよ。フランスは中国に負けていますよ。
チームのコンディションは本番にピークを持ってくるものです。)
「どうすれば勝てるのか。」
日本サッカーのファンがみんなで考えています。
なぜなら、勝ちたいからです。
ファンが試行錯誤して勝てる策が見つかったところで
それを岡田監督が採用するわけではありませんが、
僕らは同じ青いユニフォームを着て戦える知恵と勇気を持っています。
しかし、知恵もやる気も出さない人、やる前から投げやりな態度の人は、
投げられたユニフォームを掴む権利さえありません。
外れるのはどの選手でもなく、岡田監督でもなく、セルジオさん、あなたです。
「ユニホームを上に投げて、拾った11人を出せばいい。
そのくらい、どうしようもない試合だった。」
セルジオさん、それで、どうすれば日本は良くなりますか?
サッカーの専門家ですよね?
当然何か策はありますよね?
こういう具体的な解決策も妙案も何もない
日和見な解説者だか評論家だかわからない人は、
新たなサッカーファンの増加を妨げるうえに、
ライト層にも間違ったサッカーの見方を植えつけるだけで
はっきり言って日本サッカーの成長の妨げにしかなりません。
(そもそも、大会直前のテストマッチでここまで投げやりな感想を持つ時点で
セルジオさんの専門家としての能力、知識を疑います。
テストマッチではデンマークも連敗していますよ。フランスは中国に負けていますよ。
チームのコンディションは本番にピークを持ってくるものです。)
「どうすれば勝てるのか。」
日本サッカーのファンがみんなで考えています。
なぜなら、勝ちたいからです。
ファンが試行錯誤して勝てる策が見つかったところで
それを岡田監督が採用するわけではありませんが、
僕らは同じ青いユニフォームを着て戦える知恵と勇気を持っています。
しかし、知恵もやる気も出さない人、やる前から投げやりな態度の人は、
投げられたユニフォームを掴む権利さえありません。
外れるのはどの選手でもなく、岡田監督でもなく、セルジオさん、あなたです。
2010年6月2日水曜日
ナビスコ清水戦は本当に良い内容だったのか。(2)
(最近、熱くなって乱暴な書き方になることが多いので今日は自重して丁寧に・・・)
(今回もまたまた、長~い文章になっていますが、レッズの現状の最大の問題点だと思っている内容を素人なりに頑張って書いたので、面倒なところは読み飛ばしていただいても最後まで読んでいただければとても嬉しいです。)
バックライン、最終ラインで起きた同じ種類のミスを考察し、そこから「良い内容だったか」を探っていきます。
最終的には前回の「得点が取れなかった理由」につながるものだと思っています。
まず最初に断っておきますが、
以下に示すような種類のミスは、疲労で足が止まった試合終盤なら、どんな強豪クラブでも起こりうる事だということです。 しかしここでは、試合の前半、それも立ち上がりの時間から立て続けに起きた事を問題として取り上げています。
たった1つのミスを取り上げてケチをつけているわけではないことをご理解下さい。
(加筆:バックパスそのものを批判するものでもありません。なぜかバックパスは全て悪であるような風潮がありますが。)
(加筆:バックパスそのものを批判するものでもありません。なぜかバックパスは全て悪であるような風潮がありますが。)
(画像はクリックで大きく表示されます。)
前半2分
左サイドセンターライン上の宇賀神から後方のスピラにパス
→兵働が詰めて、スピラがGK加藤に戻す
→右サイドタッチライン際のサヌがパスを呼び、加藤は一旦サヌに視線をやるが、詰めてきたヨンセンがコースを塞ぎ、加藤は左に持ち替えて前線に大きくクリア。
ここで浦和の選手が動き直して加藤をサポートして、しっかりパスを繋ぐことが出来ていれば、清水の選手がこれだけ前につめた結果、浦和に中盤でフリーになる選手(細貝、ポンテら)が生まれる為、優位に攻撃につなげることができたはずです。
ではどの様に選手が動けばそれが可能であったかを次のシーンを例にして図解します。
そのクリアを前線左サイド田中が受けるが相手に詰められてスローイン浦和ボール。
→浦和左サイドセンターライン付近から宇賀神スローイン→スピラノビッチが受けて後方に運びながら
中央の山田にパス
→中にパスの出しどころを探すも見つからずスピラに戻す
→兵働に詰められてGK加藤にパス
→スピラに詰めていた兵働がさらに加藤に詰める
→加藤慌てて前方に蹴るもセンターサークル内の相手へのパスになる。
(画像内ヨンセンは兵働の間違いです)
(画像内ヨンセンは兵働の間違いです)
ここでも動き直してサポートする選手がいない為、加藤が追い詰められています。
スピラは加藤にパスすると同時に、加藤のパスコースを作る為に瞬時に動き直しをする必要があったのです。
さらに連動して、スピラがパスを受けた後に素早くビルドアップを開始すべく左サイドの宇賀神は戻る必要がありました。(歩いていましたが・・・)
山田においては前方に歩を進め、ヨンセンに広大なスペースを与えてしまっている。加藤のクリアをヨンセンやその後方の選手に拾われていたら・・・!!
最終的にこのシーンでは、加藤のクリアが低くなり、相手の中盤に拾われ、右サイドから攻められてCKをとられてしまいました。
右サイドサヌがFKをスピラに蹴る
→前方にパスコースを探すスピラに対して清水選手が寄せる
→ギリギリのタイミングで前方から下がってきたポンテにパスが渡る
→右のサヌにパス→清水の守備ブロックによりサヌは山田にバックパス
→山田2タッチの後、左サイドの宇賀神へのサイドを変えるパスはミスになる。最初にスピラにボールが渡った時点で、なぜ山田は後方に下がってパスを受けられる準備をしていないのでしょうか。
仮に最後の山田から左サイドの宇賀神のパスが通ったとしても、ポンテが一旦下がったことにより前線の枚数が減った為、攻撃の組み立てに時間がかかったかもしれません。
右サイドの山田から加藤にバックパス。
ここでもまた味方がパスコースを作る動きをしていない為、過度に慌てた加藤(前半2分が伏線)がバランスを崩しながらクリアすることになります。
ここでタッチラインを割ったボールをフィンケが拾いにくるのですが、何の指示も与えず、ただサヌにボールを渡すだけでした。
ここで最低でも右サイドのサヌにはこの流れを断ち切るよう(味方のサポートをして繋ぐ)指示ができたはず・・・。
加筆:加藤のクリアしたボールが浦和ベンチ方向に飛んできたのは、「幸運」だったはずなのに、これをふいにしてしまった・・・。「幸運」を求めていたのは誰あろうフィンケであったろうに。
センターサークル内の細貝から左後方のスピラにパス
→スピラ、相手に寄せられて中央の山田にパス
→山田、ヨンセンに詰められ慌てて加藤にバックパスするもコースが乱れ加藤トラップしきれずボールは後方に流れ、あわやオウンゴール。
ここでも山田からパスを受けられる選手がいないし、仮に加藤へパスが通ると想定しても、そこからパスを受けようと予測して動く選手がいません。
→引いて貰いにきた細貝にパスが渡る
→細貝、加藤にバックパス
→相手に寄せられて加藤切り返してクリア。
戻ってきたのは細貝だけで、そこからまた貰う動きを山田が怠っています。
ちなみにここで加藤に寄せた清水の選手は、山田が貰いに戻りに来た場合を予測して加藤のパスコースを切る動きをしています。
→ここに小野が詰めてきたので加藤にバックパス。
→さらにプレッシャーに来る小野に詰められて加藤がしりもちをつきながらクリア。
一見、スピラノビッチや宇賀神の位置からでは帰陣が間に合わないように思われるのですが、小野がセンターラインから一気にGK加藤に詰めて走る姿を見れば、浦和の選手が直線的に帰陣することは可能であったことは明白です。(他のシーンでも同様です)
ここに浦和と清水の意識の差も見て取れます。
これらのプレーで仮に加藤が前方へ蹴ったボールが、直接相手のディフェンスラインの裏をつくパスになったとしたら、決定的なチャンスになっていたかもしれません。
しかし、プレッシャーを物ともせずそんなに遠くに正確に蹴れる技術を持ったキーパーは、全盛期のチラベルトくらいでしょう。
若く経験の浅いGKである加藤に、ハイリスクなプレーを選択せざるを得ない状況を与えた守備陣、特にベテランの選手は無責任極まりないのではないでしょうか。
付け加えるなら、某レッズ専門サイトでこの試合の加藤を「フィードが不安定」と評価した専門家(?)も同罪です。むしろ孤立無援の中、加藤は良くやったと思います。
前半立ち上がりから、これだけ頻繁に同じ種類の連携ミスを繰り返していたのにもかかわらず、「チームに批判的な事を言える内容ではなかった」と言われても、到底納得できません。
「ショートパスを主体とするコンビネーションサッカー」を標榜していながら、なぜこういった初歩的なミスを繰り返し、ビルドアップのチャンスをみすみす失うのですか?
例えば世界中の国代表やクラブが理想とし憧れるバルセロナや、W杯でも優勝候補に上げられるスペイン代表でも、ここからビルドアップをしようというコンセプトを持っているし、さらに例えば、パスサッカーをしていた頃の広島(現在は少しずつスタイルを変えている)でも、しっかりと自陣深くからパスを繋いでいました。
南アフリカで日本と対戦するオランダも、自陣内でも必ず味方のサポートをする意識が徹底されています。(宇賀神はファン・ブロンクホルストの上下動を見習え!)
フィンケの掲げる「ショートパスを主体とするコンビネーションサッカー」は、相手陣内では機能させるメソッドが随所に見られますが、自陣内でのメソッドが欠けていると思います。
そしてそれが欠けていることが、ビルドアップの起点をバックラインから作れず、結果的に相手陣内での攻撃が行き詰まりやすいことに繋がっているのではありませんか?
上にあげたミスの場面で、「縦に大きく蹴れ」と指差しでGK加藤に指示する山田の姿が多く見られます。
繋げられる場面で繋がず、縦ポンを指示。この意識に対して、どうして「チームみんなが同じ方向を向いて」「コンビネーションサッカーを目指す」姿勢を見て取れというのですか?
「とりあえず縦に放りこんで相手陣内に行ってから考えようぜ」という姿勢しか見て取れません。(堀之内がサイドを指差すシーンがありました。しかしサイドにフォローの選手はおらず・・・)
高い位置でボールを奪って攻撃する、という意識が強すぎてそればかりが先にたち、低い位置では攻撃への意識が低下しているのかもしれません。
チームを新たに作りあげる時、多くの監督は「守備から始める」と言いますが、「攻撃から始める」という監督も決して少なくはありません。
「守備から」というのはまさしく、ボールを奪わないことには攻撃できないから、という意味ですが、「攻撃から」というのも、実は後ろから攻撃を組み立てるという意味では「守備から」と同じことを指しています。
だから自分は常々、守備的であろうと攻撃的であろうとちゃんと守備の整備をしろよ、と言っているのです。
しっかり守れて、しっかり後ろから組み立てられれば、守備的なサッカーであろうと攻撃的なサッカーであろうと、自分は受け入れます。
おさらいします。
なぜこれらのプレーに批判的な意見を言うのか。
それは第一に、相手のプレッシャーによってGKとの一対一の場面を作る、或いはGKのところでボールロストする、という致命的な場面を作りかねないミスを繰り返したということ。
そして第二に、これらの場面では、清水の選手が猛然と浦和DF、GKに詰めてきている、ということは、浦和がしっかり味方へのサポート(パスコースを作る)を行いさえすれば、DFラインからのビルドアップを開始できるチャンスだったということ、そのチャンスをみすみす逃してしまったということです。
清水にとってこの試合は、Bグループで勝ち抜けるにはどうしても勝ちにいかなければならない試合でした。
つまり、前半から浦和DFに厳しくプレッシャーをかけてくることは明白だったのです。にもかかわらず、それに対しての備えが全くできていなかったのです。
加えて、これらの場面で、「相手を食いつかせる」という意識を持って試合に臨んでいれば、相手が食いついてきたところで必ず浦和にフリーな選手ができ、先に述べたように、優位な状況でビルドアップが開始でき、清水の中盤が間延びしていれば、決定的なカウンターのチャンスを迎えることができたのです。
「ピンチはチャンス」。まさにこのような場面に当てはまる言葉です。
それがピンチをピンチとし、チャンスを潰してしまうという、二重のミスを同時に犯す結果になったのです。
なぜこのような予測を立てて試合に臨まなかったのか、大きな疑問と怒りを感じます。
これは推測ですが、清水はこの浦和の最終ラインでの対応を、昨期、今期の試合から、頻繁に起こることとしてチェックし、狙ってきたのではないかと思います。
そうでなければ、あれほど浦和の最終ラインに「食いついて」来ることは、「ショートパスを主体とするコンビネーションサッカー」を理想とする浦和の思う壺であり、かえって危険だったからです。
しかしそれをあえて行ったのは、「浦和は自陣からのビルドアップが出来ない」ことを研究していたからではないでしょうか。
これは浦和をリスペクトしている証とも言えます。逆に浦和は清水をリスペクトしていなかったから、こういった予測を立てられなかったのではないでしょうか。
お互いに相手を研究し、リスペクトし、そこから始まる駆け引きがあるから、サッカーは面白いのです。
これらの理由から、この試合は「良い内容ではなかった」というよりむしろ「とても悪かった」「つまらないサッカーだった」と評価して終わります。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。(話の長い人ってやーね)
2010年6月1日火曜日
ナビスコ清水戦は本当に良い内容だったのか。(1)
清水側の視点で考えてみる。
まず長谷川監督の試合後のコメントから抜粋。
「前半に何度かゴール前で危ないシーンがありましたし、後半も裏に抜けられて危ない場面もありましたが、こちらも勝たなければいけない状況なので、リスクを負って攻めようという気持ちはありました。多少は守備のアバウトなところがあっても目をつぶって、攻撃で結果をと思っていましたので、あまり細かいところに目くじらを立てるということはしませんでした。逆にそうでないと、こちらのチャンスも生まれないと思っていました。もちろん、サイドを宇賀神選手に上がられてクロスを上げられてというのはありましたし、エジミウソン選手にチャンスをつくれてというのもありましたけれど、最後のところではよく体を張ってくれたんじゃないかと思います。」
そしてハーフタイムのコメント。
「・集中していい戦いができている
・守備ではゴール前で寄せをしっかりとすること
・残り45分、みんな気持ちを一つにして、何とか勝ち点3をとろう」
このコメントではハッキリとは言っていないけど
いつも正直なコメントをする長谷川監督のこのコメントから試合を読み解いてみる。
1 >多少は守備のアバウトなところがあっても目をつぶって、
2 >・守備ではゴール前で寄せをしっかりとすること
永井さんがアバウトな守備をしていたね(笑)。
それはともかくとして、浦和の攻撃の生命線はサイド攻撃にある。
ところが同時に、サイドからクロスを上げても中に高さが足りないという問題もかかえている。
ゆえにフィンケは、サイドをえぐってグラウンダーのパスでフィニッシュに持ち込むというコンセプトを持っている。(中で背の高い選手が高さで合わせる攻撃は嫌いともコメントしている)
こういう相手との試合では、まず、最初に注意すべきは、
ディフェンスラインと中盤との間、特に中央での楔を作らせない、ということ。
浦和ではエジミウソンや4-2-3-1の3がその楔にあたる。
ここで自由に動かれて、中央からスルーパスを通されたり、ドリブルやワンツーで抜け出されないようにすること。
これさえ出来れば、サイドにボールを展開されても構わない。
サイドからクロスを入れられても、高さで注意すべきはエジミウソンのみで、
中央での高さの攻防では清水が圧倒的に優位だ。
毎日の練習でヨンセンを相手にクロス対応をしているのだから慣れた守備でもある。
ディフェンスラインを低く設定して、さらにMFとDFの間をつめてコンパクトにして
中央突破を許さなければ、清水にとって守りやすい状況になる。
これが「アバウトな守備でよい」「ゴール前の寄せをしっかり」という意味につながる。
これを今度は浦和目線に戻って見てみると、
得意のサイド攻撃を狙う浦和は、清水のサイドを次々と攻める。
中の高さが足りない部分は、前半から堀之内が再三、エジと同時に中に飛び込んでいくことで解消。
いくつかチャンスを作るも、一度中央に楔を作ってからサイドへ等のアイデアが無く、
常に空いているサイドばかりを狙って攻める為、中をガッチリ固める清水の守備を崩しきるには至らない。
中を固めてシュートコースや入り込むスペースを与えないことで、
簡単にシュートコースを限定、予測でき、浦和のシュートチャンスにもGKの西部が慌てる場面はほとんど無かった。
つまり、サイドで優位を保っていると思われた浦和の攻撃は、
実は清水にあえて自由を与えられ、ボールを持たされていたのだ。
空いているスペースから空いているスペースへとパスを繋ぐばかりで
清水の中央の守備を崩す「勝負」のプレーが皆無であったことが、
チャンスは作れど決定的なシュートにつながらなかった原因。
最後は浦和が消耗したところで清水がフレッシュな選手を投入。
そして前半から再三に渡って相手ゴールに飛び込んでいった堀之内は
「右のふくらはぎがつってしまった」として、交代を余儀なくされる。
これによって浦和は攻撃時の高さだけでなく、守備においても高さを1枚失ったことになる。
さらには、サイドで清水の狙い通り走らされた宇賀神も足がつって交代。
そして宇賀神に代わって左サイドにシフトした細貝が相手につききれずクロスを上げられ
中で対応するのはクロスへの対応が不得意な鈴木・・・。
狙い通りに浦和を消耗させ、勝負どころを読みきった長谷川監督の完勝といえる。
敵の手薄な場所(スペース)ばかりを攻めていると
最後は敵の守備が厚い場所(スペースが無い)が残り、
フィニッシュでシュートコースが無くなる。
手薄なスペースを探すばかりで、スペースを作る工夫が無い試合だった。
これをどう見れば「良い内容」と言えるのかがわからない。
必然が重なって負けるべくして負けたように思える。
・・次回は「前半に何度も見られたバックパス時の致命的なミス」から検証。
まず長谷川監督の試合後のコメントから抜粋。
「前半に何度かゴール前で危ないシーンがありましたし、後半も裏に抜けられて危ない場面もありましたが、こちらも勝たなければいけない状況なので、リスクを負って攻めようという気持ちはありました。多少は守備のアバウトなところがあっても目をつぶって、攻撃で結果をと思っていましたので、あまり細かいところに目くじらを立てるということはしませんでした。逆にそうでないと、こちらのチャンスも生まれないと思っていました。もちろん、サイドを宇賀神選手に上がられてクロスを上げられてというのはありましたし、エジミウソン選手にチャンスをつくれてというのもありましたけれど、最後のところではよく体を張ってくれたんじゃないかと思います。」
そしてハーフタイムのコメント。
「・集中していい戦いができている
・守備ではゴール前で寄せをしっかりとすること
・残り45分、みんな気持ちを一つにして、何とか勝ち点3をとろう」
このコメントではハッキリとは言っていないけど
いつも正直なコメントをする長谷川監督のこのコメントから試合を読み解いてみる。
1 >多少は守備のアバウトなところがあっても目をつぶって、
2 >・守備ではゴール前で寄せをしっかりとすること
永井さんがアバウトな守備をしていたね(笑)。
それはともかくとして、浦和の攻撃の生命線はサイド攻撃にある。
ところが同時に、サイドからクロスを上げても中に高さが足りないという問題もかかえている。
ゆえにフィンケは、サイドをえぐってグラウンダーのパスでフィニッシュに持ち込むというコンセプトを持っている。(中で背の高い選手が高さで合わせる攻撃は嫌いともコメントしている)
こういう相手との試合では、まず、最初に注意すべきは、
ディフェンスラインと中盤との間、特に中央での楔を作らせない、ということ。
浦和ではエジミウソンや4-2-3-1の3がその楔にあたる。
ここで自由に動かれて、中央からスルーパスを通されたり、ドリブルやワンツーで抜け出されないようにすること。
これさえ出来れば、サイドにボールを展開されても構わない。
サイドからクロスを入れられても、高さで注意すべきはエジミウソンのみで、
中央での高さの攻防では清水が圧倒的に優位だ。
毎日の練習でヨンセンを相手にクロス対応をしているのだから慣れた守備でもある。
ディフェンスラインを低く設定して、さらにMFとDFの間をつめてコンパクトにして
中央突破を許さなければ、清水にとって守りやすい状況になる。
これが「アバウトな守備でよい」「ゴール前の寄せをしっかり」という意味につながる。
これを今度は浦和目線に戻って見てみると、
得意のサイド攻撃を狙う浦和は、清水のサイドを次々と攻める。
中の高さが足りない部分は、前半から堀之内が再三、エジと同時に中に飛び込んでいくことで解消。
いくつかチャンスを作るも、一度中央に楔を作ってからサイドへ等のアイデアが無く、
常に空いているサイドばかりを狙って攻める為、中をガッチリ固める清水の守備を崩しきるには至らない。
中を固めてシュートコースや入り込むスペースを与えないことで、
簡単にシュートコースを限定、予測でき、浦和のシュートチャンスにもGKの西部が慌てる場面はほとんど無かった。
つまり、サイドで優位を保っていると思われた浦和の攻撃は、
実は清水にあえて自由を与えられ、ボールを持たされていたのだ。
空いているスペースから空いているスペースへとパスを繋ぐばかりで
清水の中央の守備を崩す「勝負」のプレーが皆無であったことが、
チャンスは作れど決定的なシュートにつながらなかった原因。
最後は浦和が消耗したところで清水がフレッシュな選手を投入。
そして前半から再三に渡って相手ゴールに飛び込んでいった堀之内は
「右のふくらはぎがつってしまった」として、交代を余儀なくされる。
これによって浦和は攻撃時の高さだけでなく、守備においても高さを1枚失ったことになる。
さらには、サイドで清水の狙い通り走らされた宇賀神も足がつって交代。
そして宇賀神に代わって左サイドにシフトした細貝が相手につききれずクロスを上げられ
中で対応するのはクロスへの対応が不得意な鈴木・・・。
狙い通りに浦和を消耗させ、勝負どころを読みきった長谷川監督の完勝といえる。
敵の手薄な場所(スペース)ばかりを攻めていると
最後は敵の守備が厚い場所(スペースが無い)が残り、
フィニッシュでシュートコースが無くなる。
手薄なスペースを探すばかりで、スペースを作る工夫が無い試合だった。
これをどう見れば「良い内容」と言えるのかがわからない。
必然が重なって負けるべくして負けたように思える。
・・次回は「前半に何度も見られたバックパス時の致命的なミス」から検証。
登録:
投稿 (Atom)










