2010年7月12日月曜日

南アW杯終演。そこから次の時代を考える。

W杯はスペインの優勝で終わったね。

パスサッカー、ポゼッションサッカー、攻撃サッカーと言われるスペインが結果を出したことで、これからの世界のサッカーはどんな方向に向かっていくのかな。

スペインのスタイルを模倣したり改良したりしたパスサッカーが隆盛するだろう、というのが大方の予想だけど、自分は他に幾つかの可能性もあると思う。

1つはパスサッカーの隆盛と、攻撃的サッカーが善、守備的サッカーは悪、という流れ。
しばらくはここ最近の流れにさらに勢いがついてパスサッカーが流行るだろうね。でもスペインのような高いポゼッションを可能にするには、やはりそれなりに高い技術を持った選手を揃えるチームにしかできないから、パスサッカーが流行ったところで強豪国(クラブ)の勢力図が大きく変わることはないと思う。

ただ、そこへきて「守備的サッカーは悪」という風潮が蔓延してしまうと、お金の無い国や地方の小クラブは大変だね。強いチームに対して引いて守ったら悪者扱いされてしまうんだから。そこで弱小クラブが勝ち目の無い攻撃サッカーを選んだら、当然お金持ちのビッグクラブばかり勝つようになってしまう。

それって本当にサッカー界を面白くする時代の流れなのかな?一方のチームが高いポゼッションだったら、当然もう一方のチームはポゼッションが低くなるのに、なぜ攻撃側だけが善というような風潮が生まれるのかな?矛盾してると思うけど。
戦い方に善も悪もないよ。それよりも今回のW杯でも強豪と言われる国のほとんどが、パスサッカーやらポゼッションやら呼ばれているけど、正直な感想として、ダイブばかりの「シミュレーションサッカー」が一番しっくりくる呼び方だと思う(笑)。それこそ明確な悪として世界中のサッカー人が考えるべきだよ。


もう1つの考えられる流れは、逆に「パスサッカーの攻略」が進むこと。
南米や欧州の強豪は、もしかしたらこっちの流れになるかもね。スペインを徹底的に研究して、パスサッカーを破壊すること。
この流れは既に今回のW杯でも中堅国を中心に動きつつあったよね。今回はパスサッカーや攻撃サッカーの上位進出を許してしまったけど、これでパスサッカー最強!守備サッカーは勝てない!と決まったわけじゃなくて、今回のように守備をガッチリ固めてパスサッカーを攻略するというやり方以外にも、守る側が今後はまた違ったやり方で戦う時代が来るかもしれない。
ただ中堅以下の国には、それを可能にする選手が足りないということもあるから、そういった流れは強豪の中から生まれる可能性のほうが高いかもね。


そしてもう1つは、パスサッカーでもポゼッションサッカーでもない、全く新しいサッカーが生まれること。
上に書いたようなパスサッカー攻略の流れの中で、守備的にパスサッカーを崩すのではなく、攻撃的か、或いは攻守のバランスの良いサッカーか、今までの概念を覆すような戦術が生まれる可能性もあるということ。

どんなサッカーが生まれるかは全く想像がつかないけどね。でも想像がつかないサッカーが新しく生まれたら、それがパスサッカー最強の時代のように、新しい最強への道を歩んで行くと思う。
個人的には日本や浦和は、強豪の技術や戦術を盗みながら、こういった独自に開発したサッカーで歩んでほしいと思ってる。それには攻撃サッカーは善、守備サッカーは悪、のような固定観念にとらわれないことが大事。どんなサッカーからも良い部分は吸収すればいい、悪いところは真似しなくて良い。


最後に考えられる流行は、世界中でタコを飼うのが流行ること(笑)。
まぁ占いで勝敗を当てたところで、その占いの結果を覆すことができなければ何の意味もないんだけど。それが覆ったら、それは当たらない占いになってしまうからどの道意味は無いか(笑)。



何れにしても、W杯というのは、こうした世界のサッカーの流れを生む、とても影響力のある大会だ。


その影響力を利用して、FIFAには是非とも「審判の育成」にFIFA自らがもっと力を注いでほしいと思う。
今大会でも、審判のジャッジや裁量が試合の流れに与える影響が、あまりにも大き過ぎた。それは好ゲームを台無しにしてしまうことになるし、それによって審判の負うプレッシャーや責任が過度に増えてしまい、次のミスを生むことにも繋がる。

完璧なゴールやオフサイドの見逃し、それから決勝の延長戦でのスナイデルのFKがスペインの壁に当たったのを見落としたジャッジは、W杯、それも決勝という世界最高の舞台としては、あまりにもお粗末。

各大陸から審判を選抜するシステムを採用するのなら、大陸ごとにジャッジの基準のズレがあることは大きな問題だし、審判のレベルそのものにも大きな隔たりがあることへの改善策を早急に見つけなければいけない。

制定したルールを広めるだけでなく、審判の育成にも何か手を打たなければ、次の大会でも多くのミスジャッジが生まれてしまうのは確実。これまでの大会もそうだったように。

人間のやる事だからミスが生まれるのは当然。人間のやる事だからドラマが生まれる。などと開き直ったり諦めたりしてはいけない。人間だからこそ改善策を見つけて成長すべきだし、それが出来ない部分については審判の人数を増やすとかビデオ判定の導入も必要だ。

ビデオ判定を入れると試合の進行が遅くなる?ハードディスクレコーダーなら巻き戻しやスロー再生もすぐできる。第4審、第5審がビデオチェックして主審や線審に無線で伝えればいい。慣れればスピードも上がるし、レコーダーの技術だってどんどん良くなっていくし、電器メーカーもスポンサーとして喜んで協力してくれるだろう。

審判は人間だからミスを犯す。でも人間だからこそ、守られなければいけない。意図したものではないミスが、文字通り致命的なミスとなり、審判の未来が壊されてはいけないのだから。


それともう一つ。
やはり今大会でも、審判の目を欺くシミュレーション行為が、サッカーファンとして悲しくなるくらい多く見られた。シミュレーションサッカー全盛の時代だ。

勝つためにやってることだからとか、マリーシアだとか、サッカーは元来こういうものだ、とか言う連中もいるが、FIFAの方針としてはこれを厳しく取り締まるという声明を出しているわけだから、その声明通りにシミュレーション撲滅にもっと力を入れるべき。

「非紳士的行為」という言葉はもう使われなくなってしまったけど、この言葉の復活を強く望む。

スポーツマンシップとか、ルールだからとか、そんな意味でシミュレーションを語るのではなく、紳士として、人として、やってはいけないこと、というのを、サッカーを通じて世界に広めていくべき。
今のままでは、これからも世界はズルしたもん勝ちで終わってしまう。

サッカーは戦争じゃない。

サッカーは人間同士が平和的に争える世界最大のゲームなんだ。

2 件のコメント:

  1. ブログ更新はやっ!w
    結局決勝は生で見たんだなwあんたが見ないわけないと思ってたがwwww

    オランダは削りサッカー スペインはダイブサッカー
    現代サッカーの悪いところ集めた最悪な決勝だったな
    あれだけ見えないところで削りとダイブがあったら
    審判もきれいに裁けないわなw

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  2. レスは遅くてごめんなさい。
    み、見ようと思ってたわけじゃないんです!た、たまたまTVショッピングのお姉さんでシコッてたら決勝戦が始まったんです!

    >あれだけ見えないところで削りとダイブがあったら
    >審判もきれいに裁けないわなw

    あのハゲ審判はもともとあまり上手じゃない人だけど、試合を壊さないようにする努力はしてたと思うんですよね。というかそればっかりに腐心してたと思います。
    それをいいことに審判の目を欺こうとする選手がいた。それが余計にジャッジを難しくさせていたのは間違いないです。
    ほんとに悪質です。ファンボメルなんか最近少しは乱暴も減ったのかと思ってたのに、あれですもんね。

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